文藝・学術出版鳥影社

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新刊情報
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鎌倉幽世八景   鎌倉幽世八景

藤沢 周

谷戸、切通し、やぐら、古刹と地蔵。
喧噪の都市の奥深く透視される悠久の中世の時間。
魔術たる作家の筆が、もののふの声を呼びおこす。
観光地カマクラの白日の下に、屍の蔵たる鎌倉の、幽玄なる景色がここに現われる。 (富岡幸一郎)

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著者略歴
1980円(税込)
藤沢 周(ふじさわ しゅう)
1959年、新潟県生まれ。法政大学文学部卒業。書評紙「図書新聞」の編集者などを経て、93年「ゾーンを左に曲がれ」(『死亡遊戯』と改題)でデビュー。98年『ブエノスアイレス午前零時』で第119回芥川賞を受賞。著書に『サイゴン・ピックアップ』『オレンジ・アンド・タール』『雨月』『さだめ』『箱崎ジャンクション』『幻夢』『心中抄』『キルリアン』『波羅蜜』『武曲』『武曲II』『界』『武蔵無常』『サラバンド・サラバンダ』『世阿弥 最後の花』『憶 藤沢周連作短編集』など多数。
発刊日
2024年10月29日
ISBN
978-4-86782-070-4
スリーピー・ホローの伝説   スリーピー・ホローの伝説

ワシントン・アーヴィング 著
齊藤 昇 訳
アンヴィル奈宝子 絵

ハロウィンは、ここから始まった……
19世紀アメリカ・ロマン派の文豪ワシントン・アーヴィングの不朽の名作『スケッチ・ブック』から傑作として名高い作品の名訳が絵本に。
ハロウィンの夜に語りつがれる物語!

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訳者略歴
1980円(税込)
齊藤 昇(さいとう・のぼる) 
立正大学文学部教授 (文学博士)
国際異文化学会名誉顧問、日本ソロー学会第15代会長、(一財)日本英文学会評議員、NHKカルチャーラジオ講師、朝日カルチャーセンター講師、北海道新聞書評委員、(一社)日本ペンクラブ会員などを歴任。主な著書に『ワシントン・アーヴィングとその時代』(本の友社)、『郷愁の世界─ワシントン・アーヴィングの文学』(旺史社)、『彷徨する文人たち─アメリカ・ロマン派の文学風景』(エディトリアルデザイン研究所)、『「最後の一葉」はこうして生まれた―О・ヘンリーの知られざる生涯』(角川学芸出版)、『ユーモア・ウィット・ペーソス─短編小説の名手О・ヘンリー』(NHK出版)、『そしてワシントン・アーヴィングは伝説になった』(彩流社)、The Literary Pilgrimage of Nathaniel Hawthorne (Bunka Shobo Hakubun-Sha)。共編著として『独立の時代─アメリカ古典文学は語る』(世界思想社)、『深まりゆくアメリカ文学─源流と展開』(ミネルヴァ書房)、Studies in Henry David Thoreau(Kobe: Rokko Publishing)など。主な訳書にナサニエル・ホーソーン著『わが旧牧師館への小径』、ヘンリー・D・ソロー著『コッド岬─浜辺の散策』(以上、平凡社ライブラリー)、ジョン・スタインベック著『ハツカネズミと人間』(講談社文庫)、ワシントン・アーヴィング著『ウォルター・スコット邸訪問記』、『ブレイスブリッジ邸』、『スケッチ・ブック(上)・(下)』(以上、岩波文庫)、ワシントン・アーヴィング著『アルハンブラ物語』(光文社古典新訳文庫)、ワシントン・アーヴィング原著『ワシントン・アーヴィングのリップ・ヴァン・ウィンクル』(小鳥遊書房)、 ワシントン・アーヴィング著『昔なつかしいクリスマス』、『リップとイカボッドの物語』(以上、三元社)などがある。
発刊日
2024年10月11日
ISBN
978-4-86782-116-9
医学と文学の間 一アウトサイダーの生涯   医学と文学の間 一アウトサイダーの生涯

大鐘稔彦

ベストセラー『孤高のメス』『緋色のメス』で医療界に衝撃をもたらした著者の、幼少時より青年期までの赤裸々な告白文。

人生の末期に及んで自伝を書くことを思い至ったのも、先人への恩返し、ひいては、人生を生き辛いと感じている人々に、私でもここまで生きてこられたのだからあなたも希望を失わないで欲しいとのエールを送りたかったからである。(「はじめに」より)

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著者略歴
1980円(税込)
大鐘 稔彦(おおがね としひこ)
1943年愛知県生まれ。1968年京都大学医学部卒。
母校の関連病院を経て1977年上京、民間病院の外科部長、院長を歴任。
その間に「日本の医療を良くする会」を起会、関東で初のホスピス病棟を備えた病院を創設、手術の公開など先駆的医療を行う。
「エホバの証人」の無輸血手術 68件を含め約六千件の手術経験を経て、1999年、30年執ってきたメスを置き南あわじ市の公的診療所に着任、地域医療に従事して今日にいたる。

医学専門書の他に、エッセイ、小説を手がけ、アウトサイダーの外科医を主人公とした
『孤高のメス』(全13巻)は173万部のミリオンセラーとなり、2010年映画化され、2019年にはテレビ(wowow)ドラマ化された。

近著に『安楽死か、尊厳死か』(ディスカヴァー携書)『緋色のメス─完結篇』(幻冬舎文庫)『短歌で綴る折々のこと─田舎医者の回想』(アートヴィレッジ)など。
日本文藝家協会会員、短歌結社「短歌人」同人。
発刊日
2024年10月11日
ISBN
978-4-86782-120-6
文芸批評の冒険 清水正とわたし   文芸批評の冒険 清水正とわたし

此経啓助

半世紀以上にわたってドストエフスキー論を書き続けている清水正の体験批評、解体・再構築批評の本源愛に迫る。

清水批評の〈冒険〉の軌跡を日芸の先輩であり友である著者が独自の筆致で語る友愛あふれる労作。

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著者略歴
1980円(税込)
此経啓助(これつね けいすけ)
1942年7月2日、戦中の東京生まれ。幼年時代の環境から「焼け跡野原派」を自称する。58年、都立石神井高校入学。FEN(在日米軍向けラジオ局)から流れるラブソングに夢中になる。62年、理工系の大学入試に全敗し、日本大学芸術学部文芸学科入学。文学青年をはじめて知る。66年、卒論「湯川秀樹に於ける自然認識の方法」を提出し、同学部卒業。特別研究生・副手をへて、70年、同学部助手。全共闘学生と教職員の間でオロオロする。74年、退職し、インドへ。「遅れてきたヒッピー」と「サドゥー(乞食僧)」が同じに見えたので、長髪を切る。76年、インド国ビハール州立マガダ大学大学院講師。79年、帰国後、フリーランスのライターを経験し、85年、宗教考現学研究所設立・所長。仏教関係の書籍編集やイベントに携わる。2001年、日本大学芸術学部文芸学科非常勤講師。2003年、同学部教授。以後、大学人として生きる。2012年、同学部非常勤講師(定年延長)。2020年のコロナ騒ぎのなか退職、現在に至る。
【学術研究】 「小林秀雄におけるジイドの役割」(日本大学芸術学部紀要『芸術学』1号)、「明治時代の葬列とその社会的象徴性」(同『芸術学部紀要』40号)、「明治時代の文化政策と宗教政策」(同紀要41号)、「神道式墳墓とは何か1~14」(同紀要42~55号)。
【著書など】 『アショカとの旅―インド便り―』(現代書館)、『明治人のお葬式』(現代書館)、『都会のお葬式』(NHK出版)、『仏教力テスト』(NHK出版)、『東京お寺も~で』(共著/日本地域社会研究所)、『日本人のお墓』(共著/日本石材産業協会)、『図録・大チベット展』(編集人/毎日コミュニケーションズ)、『国際人事典』(編集人/毎日コミュニケーションズ)、『セルフ・ヘルプ・ガイド 創刊号』(雑誌編集長/西北社)……ほか多数。
発刊日
2024年9月30日
ISBN
978-4-86782-117-6
きよまろ すぐり 神託記   きよまろ すぐり 神託記

岡田清隆

勝の姓をもつ者が言うておる。和気清麻呂様も弓削道鏡様も善き人であらせられたと。
和気清麻呂が朋友とともに、歓喜し絶望し、苦難を乗り越え、深い想いに明日へ向かう力を得た、生涯でもっとも波瀾に満ちた冒険の日々を追体験してみましょう。

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著者略歴
1540円(税込)
岡田清隆(おかだ きよたか)
アートディレクター、イラストレーター、講師
1955年6月5日生まれ。「岡田工房」主宰。
九州産業大学デザイン科卒。
「芸術生活社」編集部在籍中、
1979年、第3回JPC賞奨励賞受賞。
1990年、郵政省ダイレクトメール賞、入選及び金賞受賞。
1991年、金賞作品が世界公募メールグラフィックスに選出。
1992~著書11冊。『少女伝説あき』(アートダイジェスト社刊)『美葉と冬雪』(アートダイジェスト社刊)『岡田清隆ペン画集・恋する女たち』(近代文藝社刊)『美夜古野物語』(鳥影社刊)『ガラスのシュア』(新風舎刊)『キャラクター感得学』『豊の玉姫 みやこへ』『豊の玉姫御伽草子』『弟子と光量子』『そらあおぐ』『虹と凪の彩』(以上鳥影社刊)
1997年~講師。(専門学校・大学・高校にて)
発刊日
2024年9月18日
ISBN
978-4-86782-105-3
うちの絵本箱 絵本くんたちとの一期一会   うちの絵本箱 絵本くんたちとの一期一会

山田陽子

子供の頃に買ってもらった本、娘のために買った本……
人生の中で出会えた、「一期一会」の絵本たち。
絵本を真剣に読む大人による、フランクに楽しむ絵本評論。

【掲載作品】
ぐりとぐら スイミー てぶくろ もりのなか しろいうさぎとくろいうさぎ もぐらとずぼん ねないこだれだ はらぺこあおむし ちいさなうさこちゃん 100万回生きたねこ どろんこハリー しょうぼうじどうしゃじぷた ひとまねこざる 14ひきのひっこし 三びきのやぎのがらがらどん しろくまちゃんのほっとけーき おまえうまそうだな ぞうのエルマー みんなうんち ももたろう パンダ銭湯 キャベツくん はっぴいさん 旅の絵本 おばけのバーバパパ タンゲくん エンソくんきしゃにのる りんごかもしれない たいようオルガン ピーターラビットのおはなし 他

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著者略歴
1650円(税込)
山田 陽子(やまだ ようこ)
東京都で生まれ、小中学校時代は茨城県水戸市で過ごす。
平成11年3月 東京大学教養学部教養学科第二ドイツ分科卒業
平成14年3月 東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻
ドイツ語ドイツ文学専門分野修了

その後、3つの大学図書館で計7年間司書職を経験。
現在は一児の母として専業主婦をしつつ、短歌集団「かばんの会」に、水野蛍として在籍中。
発刊日
2024年9月18日
ISBN
978-4-86782-108-4
季刊文科97   季刊文科97 令和6年 秋季号

特集 車中小説 戦後鉄道編
名作再見
広津和郎 幽霊列車
梅崎春生 蜆
小島信夫 汽車の中
中野重治 おどる男
吉田健一 乞食時代
永井龍男 一個
中沢けい 雪のはら
書きおろし
佐藤洋二郎 天 女
勝又 浩 車中文学誌余聞(評論)
巻頭小特集 秋山駿の文学 自由の風が吹き抜ける批評
対談 佐藤洋二郎×富岡幸一郎
名作再見 秋山 駿 序 章
解説 批評家の「声」 富岡幸一郎
文科
白石雄治 私の中の姉・白石かずこ
八木寧子 新たな「神話」が立ち上がる 令和の文学・考
坂本貞枝 或る編集者─六十年を共に暮して
庵原高子 『青あらし』の陰に
久米 勲 著者と編集者
越田秀男 文芸同人誌ならではの作品
創作
大道珠貴 くすぐり〈4〉
集中連載
松本徹 氾濫する『豊饒の海』─三島由紀夫 最後の五年間②
同人雑誌季評
河中郁男 持っていないものを奪われる
谷村順一 正しさと答え
連載
麻田実 明日行灯〈7〉 芸術監督
鈴木ふさ子 海の詩学─三島由紀夫〈14〉「花ざかりの森」の中の海(中)
布施田哲也 学界への窓 24 物語の中で人は生き続ける 内田百閒の『長春香』より

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1650円(税込)
発刊日
2024年9月15日
ISBN
978-4-86782-115-2
古代史サイエンス2 DNAと最新英語論文で日本建国、邪馬台国滅亡、巨大古墳、渡来人の謎に迫る   古代史サイエンス2 DNAと最新英語論文で日本建国、邪馬台国滅亡、巨大古墳、渡来人の謎に迫る

金澤正由樹

安本美典氏推薦!
待望の続編!巻頭32ページカラー!

渡来人はいなかった!
DNAと最新ハイテクが明かす衝撃の事実!

朝鮮半島古代人は縄文人だった!
半島最古の土器は実は縄文土器!
ソウル大教授の致命的なミスを発見!
邪馬台国の首都は九州に2つあった!
卑弥呼は2人いた!
大和朝廷は邪馬台国の正統な後継国家!

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著者略歴
1650円(税込)
金澤 正由樹(かなざわ まさゆき)
1960年代関東地方生まれ。ABOセンター研究員。
社会人になってから、井沢元彦氏の著作に出会い、日本史に興味を持つ。
以後、国内と海外の情報を収集し、ゲノム解析や天文学などの知識を生かして、独自の視点で古代史を研究。コンピューターサイエンス専攻。
数学教員免許、英検1級、TOEIC900点のホルダー。
主な著書
『「空気の研究」の研究』(2024年)、『B型女性はなぜ人気があるのか』(2024年)、『古代史サイエンス』(2022年)、『デジタル時代の「血液型と性格」』(2021年)、『Blood Type and Personality 3.0』(2018年) など
主な論文
『Pilot Analysis of Genetic Effects on Personality Test Scores with AI: ABO Blood Type in Japan』(2023年)
『New Perspective on GWAS: East Asian Populations from the Viewpoint of Selection Pressure and Linear Algebra with AI』(2022年)
『A Pilot Study Using AI for Psychology: ABO Blood Type and Personality Traits』(2021年)
発刊日
2024年9月12日
ISBN
978-4-86782-099-5
プロ野球と血液型   プロ野球と血液型

前川輝光

新たな野球の歴史がここからはじまる!
プロ野球の歴史、膨大なデータ分析から浮かび上がる血液型の視点を通して見えてくる、いままでと異なる景色
・O型はオールマイティ
・セリーグは、現在A型監督チームが12連覇中
・「中心打者中の中心」をB型が占めるケースが多い
・AB型は名投手の宝庫

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著者略歴
1650円(税込)
前川輝光(まえかわ てるみつ)
1954年熊本県生まれ。
大阪外国語大学ヒンディー語科、東京外国語大学大学院地域研究研究科、東京大学大学院人文科学研究科(宗教学・宗教史学)に学ぶ。
1994年中村元賞受賞。1997年東京大学より博士(文学)。
元亜細亜大学国際関係学部教授。
専攻:宗教学、インド宗教・文化論。
著書:
『マックス・ヴェーバーとインド』(未来社、1992年)
『血液型人間学―運命との対話』(松籟社、1998年)
『マハーバーラタの世界』(めこん、2006年)
『A型とB型―二つの世界』(鳥影社、2011年)
『マハーバーラタとラーマーヤナ』(春風社、2013年)
『前川教授の人生、血液型。』(春風社、2014年)
『血液型と宗教』(鳥影社、2020年)
など。
発刊日
2024年9月12日
ISBN
978-4-86782-111-4
環境教育学 —気候変動〜食の安全・安心—   環境教育学 —気候変動〜食の安全・安心—

今井清一/今井良一

本書は『増補改訂版 環境教育論 現代社会と生活環境』を基本に、気候変動や食品表示法など、現状に合わせ多くの章で加筆・修正している。
気候変動による災害の頻発、コロナウイルスの流行等、今後とも何が起こっても不思議ではない状況にある。今ほど気候変動教育を含む【環境教育】が必要な時はないと思われる。ご一読いただければ幸いである。

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著者略歴
2750円(税込)
今井 清一(いまい せいいち)
1938年 神戸市に生まれる。
神戸大学文学部(歴史学専攻)を経て、1969年 大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。
現在 武庫川女子大学名誉教授、博士(臨床教育学)。

今井 良一(いまい りょういち)
1972年 神戸市に生まれる。
1992年 京都大学農学部農林経済学科入学。
2004年 同大学院農学研究科生物資源経済学専攻博士後期課程満期退学。
(副専攻領域)「環境問題および環境教育」を選択。
2007年 博士(農学。京都大学)
現 在 (2010年~)神戸親和大学通信教育部非常勤講師(地理学)。
(2014年9月~)関西学院大学教職教育研究センター非常勤講師(環境教育論)。
関西国際大学基盤教育機構非常勤講師(環境と生活)。
(2023年~)明石工業高等専門学校非常勤講師(科学技術と環境)。
〈専門分野〉近代日本経済史、日本近現代史・東洋史、環境教育学、地理学
発刊日
2024年9月1日
ISBN
978-4-86782-110-7
トラベリング・コート   トラベリング・コート

高田桂子

ちょっとおしゃれで心温まる二つのお話
旅するコートは、それを着る女性たちに寄り添う、人生の伴走者。

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著者略歴
1650円(税込)
高田 桂子(たかだ けいこ)
1945年、広島県に生まれる。出版社勤務、コピーライターを経て、1977年に、絵本『からからからが…』(文研出版)でデビュー。『ざわめきやまない』(理論社)で第12回路傍の石文学賞受賞。主な作品:絵本に『あれからそれから』『すがたかえ』(『からからからが…』と合わせて「いじわるばあさん」3部作)、『かみかくし』『つのかくし』『こめかくし』(以上「くすのきじいさんのむかしむかし」3部作)、『一休』『えすがたにょうぼう』『どうしてもたべたい』『やくそく』(台湾で翻訳出版)『はっぱのゆうびんやさん』など。中学年読物に、『ぼく、おにっ子でいくんだ』『あの子がぞろぞろ』『ひあたり山とひつじのヒロシ』など。高学年読物に、『メリーメリーを追いかけて』『透きとおった季節』『雨のせいかもしれない』『ふりむいた友だち』(韓国で翻訳出版・電子書籍化)『うさぎ月』『猫の恋』『かごめかごめ かごめがまわる』『あしたもきっとチョウ日和』『みかえり橋をわたる』『ここから物語がはじまる』『海辺のモザイク』(電子書籍化)など。シリーズ「怪談図書館」(10巻)に怖い話が10篇収録される。小学校国語の教科書・1年生用に『ふしぎ ふしぎ』、6年生用に『ちょうの行方』収録(2作ともに韓国で、《日本の小学校国語教科書選》に選出されて対訳本が出版される)。翻訳絵本に『ロベルタのなつやすみ』など。『世界の教科書に見る昔話』(石井正己氏編)に巻頭言「教科書と昔話の気になる関係」が収録される。
発刊日
2024年8月26日
ISBN
978-4-86782-094-0
忘れられた作曲家テオドール・デュボワ —人類学から見たフランス近代音楽史—   忘れられた作曲家テオドール・デュボワ
—人類学から見たフランス近代音楽史—

吉岡政德

フォーレやラヴェルが新しい時代を切り開いた陰で忘れられていった作曲家テオドール・デュボワ、今再評価が進み再び歴史の表舞台へ

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著者略歴
3080円(税込)
吉岡政德(よしおか まさのり)
1951年生まれ。奈良市出身。東京都立大学大学院社会科学研究科単位取得退学。社会人類学、音楽人類学専攻、東京都立大学人文学部助手、信州大学教養部助教授、神戸大学大学院国際文化学研究科教授、放送大学兵庫学習センター客員教授を経て、現在神戸大学名誉教授。社会人類学博士。
主な著書として、『メラネシアの位階階梯制社会―北部ラガにおける親族・交換・リーダーシップ』(1998年、風響社、第15回大平正芳記念賞受賞)、『反・ポストコロニアル人類学―ポストコロニアルを生きるメラネシア』(2005年、風響社)、The Story of Raga—David Tevimule’s Ethnography on His Own Society, North Raga of Vanuatu.(2013年、The Japanese Society for Oceanic Studies)、『ゲマインシャフト都市―南太平洋の都市人類学』(2016年、風響社)、『豚を殺して偉くなる―メラネシアの階梯制社会におけるリーダーへの道―』(2018年、風響社)など。編著などに、『社会人類学の可能性Ⅰ 歴史のなかの社会』(1988年、弘文堂、共編)、『オセアニア3 近代に生きる』(1993年、東京大学出版会、共編)、『オセアニア学』(2009年、京都大学学術出版会、監修)、『南太平洋を知るための58章 メラネシア、ポリネシア』(2010年、明石書店、共編)がある。
発刊日
2024年8月26日
ISBN
978-4-86782-092-6
フランスの子どもの歌Ⅲ 50選   フランスの子どもの歌Ⅲ 50選 —読む楽しみ—

三木原 浩史/吉田 正明 著

『フランスの子どもの歌50選―読む楽しみ―』の第3弾。前著、前々著と同様、現在では単純な子どもの歌とされている歌詞の来歴を辿り、そこに潜む真実を明らかにしようとするものだ。また、同時に「フランスの子どもの歌事典」としての役割も少なからず果たしている。フランス語を知らない読者にも理解できる、知的で楽しい読み物。

所収シャンソン:「さあ、ブドウの収穫に行こう」「親愛なるエリーズ」「円卓の騎士たち」「ジロフレ、ジロフラ」「ぼくのクラリネットのドの音がでない」「マリ、あなたのパンを浸しなさい」「町のネズミと田舎のネズミ」「イヴトの王様」「梨の木にカササギが1羽います」「サクランボの実るころ」ほか。

この本の詳細、目次

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著者略歴
2420円(税込)
三木原 浩史(みきはら ひろし)
1947年 神戸市生まれ。
1977年 京都大学大学院文学研究科博士課程仏語学仏文学専攻中退。
経歴 大阪教育大学教育学部助教授、神戸大学大学院国際文化学研究科教授を経て、現在は、神戸大学名誉教授。シャンソン研究会顧問。浜松シャンソンコンクール(フランス大使館後援)名誉審査委員長
専門 フランス文学・フランス文化論。
著書 『フランスの子どもの歌50選』(鳥影社、2021年)『ロマン・ロラン著、三つの「英雄の生涯」を読む』(鳥影社、2018年)『すみれの花咲く頃、矢車菊の花咲く時』(鳥影社、2017年)、『改訂版シャンソンのエチュード』(彩流社、2016年)ほか。
共著 吉田正明編『シャンソン・フランセーズの諸相と魅力─民衆文化の花束─』(分担執筆、大阪大学出版会、2024年)、『フランスの子どもの歌Ⅱ 50選』(共著者吉田正明、鳥影社、2023年)
訳書 ロマン・ロラン『ピエールとリュス』(鳥影社、2016年)ほか。
論文 シャンソン・フランセーズ、ロマン・ロランに関するもの。

吉田 正明(よしだ まさあき)
1957年 米子市生まれ。
1986年 広島大学大学院文学研究科博士後期課程(仏語仏文学専攻)単位取得後退学。
経 歴 広島大学文学部助手、信州大学人文学部助手、助教授、教授を経て、現在は、信州大学名誉教授、信州大学特任教授。シャンソン研究会代表。長野日仏協会会長。東京シャンソンコンクール元審査委員。
専 門 フランス文学・フランス文化論。
共 著 吉田正明編『シャンソン・フランセーズの諸相と魅力─民衆文化の花束─』(分担執筆、大阪大学出版会、2024年)、『フランスの子どもの歌Ⅱ 50選』(共著者三木原浩史、鳥影社、2023年)
論 文 「フランスの子ども歌の誕生」(『シャンソン・フランセーズ研究』第13号所収、2021年)、「ガストン・クテとその時代」(『信州大学人文科学論集』第8号所収、2021年)、「19世紀フランス詩への民衆歌の影響」(『信州大学人文科学論集』第8号所収、2019年)、「ベルエポックとシャンソン─カフェ・コンセールのスターたち─」(『広島大学フランス文学研究』第31号所収、2012年)ほか多数。
発刊日
2024年8月20日
ISBN
978-4-86782-106-0

鷄肋集 —自分史をかねて   鷄肋集
—自分史をかねて

原武 哲

「満洲」で育ち終戦時中学一年生で命からがら引き揚げた著者が振り返る、人生と文学研究の道。集大成第二弾!

「河井醉茗・蒲原有明・森茉莉・幸田文・阿部知二・伊藤整・宇野浩二・中河與一・江口渙・三木清・志賀直哉・武者小路實篤・里見弴未発表書簡紹介」を含む。

この本の詳細、目次

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著者略歴
3520円(税込)
原武 哲
1932年 5月14日福岡県大牟田市生まれ。
九州大学文学部国語国文学科卒業。
福岡女学院短期大学国文科助教授、教授を経て、1994年1年間中国・吉林大学外国語学院日語系客員教授、福岡女学院大学人間関係学部教授。現在、福岡女学院大学名誉教授。
主な著書
『夏目漱石と菅虎雄―布衣禅情を楽しむ心友―』(教育出版センター、1983年12月)。『喪章を着けた千円札の漱石―伝記と考証』(笠間書院、2003年10月)。『夏目漱石の中国紀行』(鳥影社、2020年10月)。『夏目漱石は子役チャップリンと出会ったか?〔漱石研究蹣跚〕』(鳥影社、2022年4月)。『一三人の作家─藤村・草平・弥生子・らいてう・勇・和郎・捷平・葦平など─』(鳥影社、2024年1月)。編著に『夏目漱石周辺人物事典』(笠間書院、2014年7月)。『夏目漱石外伝―菅虎雄先生生誕百五十年記念文集―』(菅虎雄先生顕彰会、2014年10月19日)など。
発刊日
2024年8月10日
ISBN
978-4-86782-087-2

オートバイ地球ひとり旅 アジア・オーストラリア編   オートバイ地球ひとり旅
アジア・オーストラリア編

松尾清晴

「インド人もびっくりなパワフルさに圧倒されました。ニッポンのオヤジもなかなかすごい!」
賀曽利隆氏、荒木健一郎氏、荒木(滝野沢)優子氏 3人そろって推薦!

パキスタンからインド〜ネパール〜チベット(中国)〜インド〜オーストラリアに渡る。
エベレストで人生最高の感動を味わい、オーストラリアを一周半走った。

この本の詳細、目次

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著者略歴
1760円(税込)
松尾清晴(まつお・きよはる)
1943年(昭和18)10月15日佐賀県嬉野市生まれの地球人。
鹿島実業高校(定時制)卒業後、国鉄入社・肥前鹿島駅・東京駅・浦和車掌区・上野要員機動センターを経て退社。
56才よりオートバイで地球ひとり旅を始め19年間で140ヵ国、39万kmを走破。
発刊日
2024年7月17日
ISBN
978-4-86782-102-2
『閑吟集』を歌おう   『閑吟集』を歌おう

長尾重武

『閑吟集』は一言で言うと「愛の歌集」。
春、夏、秋、冬、恋の部立てや、その他のブロック分けも一切ないのですが、この五つの隠れた、春、夏、秋、冬、恋、という部立てのもとに構成しました。
311首の原文と口語訳に易しい解説をつけた口語閑吟集で多様な言葉、多様な音数律を楽しめます。

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著者略歴
1980円(税込)
長尾 重武(ながお・しげたけ)
1967.3 東京大学工学部建築学科卒業。
1972.3 東京大学工学部大学院博士課程満期退学。
1972.4 東京大学工学部助手。
1983.4 東北工業大学助教授。
1988.4 武蔵野美術大学助教授。
1989.4 武蔵野美術大学教授。
1999.4-2007.3 武蔵野美術大学学長、 同短期大学学長・理事・評議員。
2015.3 武蔵野美術大学教授退任、 武蔵野美術大学名誉教授。
〈主な著書〉
『磯崎新 + 篠山紀信建築行脚 (8) マニエリスムの館 パラッツオ・デル・テ』 六耀社 1980.12
『ヴィニョーラと16世紀イタリア建築』 博士号請求論文 私家版 1982.11
『ヴィニョーラ 建築の五つのオーダー』中央公論美術出版 1984.1
『ミケランジェロのローマ』 (建築巡礼5) 丸善 1988.8
『磯崎新 + 篠山紀信 建築行脚 (7) メディチ家の華サン・ロレンツォ聖堂』 六耀社 1992.2
『ローマーバロックの劇場都市』 (建築巡礼26) 丸善 1993.7
『OBスカモッツィ パラディオ図面集』 中央公論美術出版 1994.1
『パラディオへの招待』(SD選書)鹿島出版会 1994.2
『建築家レオナルド・ダ・ヴィンチールネッサンス期の理想都市像』 中公新書中央公論社 1994.9
『世界美術大全集 12 イタリアルネサンス2』
  「ミケランジェロの建築」、「サンピエトロ大聖堂の造営」小学館 1994.12
『世界美術大全集 15 マニエリスム』
   「イタリアのマニエリスム建築」小学館 1996.10
『ローマ イメージの中の永遠の都』ちくま新書 筑摩書房 1997.12
詩集 『きみといた朝』思潮社 2002.12
詩集 『小さな楽園』思潮社 2006.10
『ピラネージ牢獄論 描かれた幻想の迷宮』中央公論美術出版 2015.8
『小さな家の思想 方丈記を建築で読み解く』文春新書 文芸春秋社 2022.6
『つれづれ日記―五輪の巻―』鳥影社 2022.7
『ピラネージ―幻想の建築家』中央公論美術出版 2024.4
発刊日
2024年7月29日
ISBN
978-4-86782-084-1
愛せるようになるために 依存でもなく、支配でもなく   愛せるようになるために
依存でもなく、支配でもなく

塩瀬晶子

愛しているつもりなのに相手がこたえてくれない…
パートナーとして選んではいけない相手を選んでしまう…
いつも恋愛で失敗してしまうのは「毒になる親」に育てられたからかも?
自分を愛することから始めれば、すべてがうまく回りだす。
「私の読んだたくさんの物語には、私と同じ問題をかかえている人物が描かれていた」
物語を読み解きながら、「愛せない人たち」の問題の根源に迫る。

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著者略歴
1650円(税込)
塩瀬晶子(しおせ・あきこ)
法政大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。
現在、学習塾で国語・作文指導にたずさわっている。
著書:『子どもの不幸をつくる親 ─愛せなくなる子どもたち─』(鳥影社、2021年)
発刊日
2024年7月29日
ISBN
978-4-86782-084-1
みきのミキサーごはん みんなと一緒においしいごはんが食べられる 食べたかったものをおいしく食べる   みきのミキサーごはん
みんなと一緒においしいごはんが食べられる 食べたかったものをおいしく食べる

藤原 美紀・土方 裕美・岩波 君代

固形の食事を飲み込めなくても、おいしいものを諦めないで!
ミキサーのかけ方動画や、持っていると非常時に役立つ商品の紹介など、おいしく楽しい食事のためのミキサー活用のヒントが満載!
家でも、外出先でも、食べたいものをおいしく食べる!
【食材70種の解説】【レシピ50品】【気になる非常時の食事】などを収録!

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著者略歴
1980円(税込)
藤原 美紀(ふじわら・みき)
生まれつき筋肉が徐々に衰えていく脊髄性筋萎縮症(SMA)という障害があり、家庭の事情で2才半から28才までを長期療養型施設で過ごす。 嚥下障害によりミキサーを使って食事を摂る。 現在さいたま市で24時間ヘルパー派遣を利用し、一人暮らしをしている。

土方 裕美(ひじかた・ひろみ)
10歳からの若年性関節リウマチにより19歳で歩行困難になり桑沢デザイン研究所中退。
全身関節の激痛と共に重症化し歩行不可に。薬副作用の記憶障害や社会的隔絶からの対人恐怖症を克服する為ボランティア活動する傍ら、自立生活をする障害者から情報を得て、東京で24時間ヘルパー派遣を利用し一人暮らしを始める。
障害者ファッションを勉強中に岩波さん、藤原さんと出会う。

岩波 君代(いわなみ・きみよ)
1948年生まれ。
1971年から東京都保健福祉局の旧東京都補装具研究所福祉技術職研究員として25年、その後、旧(財)東京都福祉機器総合センター展示相談員として7年、主に障がい者・高齢者の衣服、靴、排泄などの課題解決について担当。
退職後、福祉技術研究所(株)において、個別相談、企業のコンサルタント、福祉用具関連の講習会講師、普及活動などを行い現在に至る。
発刊日
2024年7月29日
ISBN
978-4-86782-101-5
インゴとインディの物語II   インゴとインディの物語Ⅱ

大矢 純子 作
佐藤 勝則 絵

4年生になって、友だちとの問題になやむことがふえたマーニは、黒板の妖精インゴとインディーと共に、「インドのトリファラ(3種類の果物)」が持つ不思議な力を通して、性格の違う子と育む友情について考えます。そして、「水ゴケとバラのお守り」を手に、思いやりと自分の心を守る術を手にいれます。そんなマーニは、4年生の終わりに近づいた冬、古い図書館を訪れます。そこで「紙とインクの魔法」がマーニに見せてくれたものは、1冊の本でした。

友情をはぐくみながら、成長していくマーニに、「紙とインクの魔法」が見せてくれたものは?
1巻で登場する大丈夫の魔法
ミツバチとオレンジ色の花の魔法
白い花びらの安心の魔法
牛のデイジーと火の魔法

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著者略歴
1650円(税込)
大矢純子(おおや じゅんこ)
1961年 東京都生まれ
マッコーリー大学大学院(オーストラリアNSW州)応用言語学修士課程終了
オーストラリアの州立小学校やシュタイナースクールなどで日本語教師を歴任
著書 『グランパと僕らの宝探し―ドゥリンビルの仲間たち』(第8回朝日学生新聞社児童文学賞受賞)
『ハロー、マイフレンズ』共に朝日学生新聞社刊

佐藤勝則(さとう かつのり)
1969年 宮城県生まれ。イラストレーター。 主に出版、広告、絵本、カードゲーム、キャラクターデザインなどの仕事を手掛ける。
日本イラストレーター協会イラストレーター・オブ・ザ・イヤー2022最優秀広告イラスト賞受賞。
発刊日
2024年7月23日
ISBN
978-4-86782-098-8
茜!! 飛び立て世界へ   茜!! 飛び立て世界へ

坂本周次

リオ五輪女子体操ヘッドコーチ初の小説登場!
「この作品は、私が体操コーチとして経験した事を基にフィクションとして書きました。倉本コーチが私で、神代茜は体操の寺本明日香さんです。」

人は失敗を経験し、悔し涙を流して努力し少しずつ成功に近づいていくものだと思います。
私も一九九六年アトランタ二〇〇八年北京、二〇一二年ロンドン、そしてリオデジャネイロオリンピックと四回のオリンピックに三人の選手を送り込みましたがオリンピックには出発できず、四度目で初めて選手と共にオリンピックにヘッドコーチとして出発することができました。 「諦めない限り希望はある」 この言葉通り私は諦めずに頑張りました。(あとがきより)

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著者略歴
1540円(税込)
坂本 周次(さかもと・しゅうじ)
京都府亀岡市に生まれる。京都府立亀岡高等学校在学中に体操競技部に入部。体操の魅力に取りつかれる。体操を続けたいと母親に頼み込み中京大学に進学。体操競技部に入部するが選手生活は僅か1年で終了。大学2年生より学生コーチとなる。
その当時オリンピック選手代表選考会等に笠松選手の帯同コーチとして参加させて頂いたことで一流選手を育てる仕事に就きたいと思うようになった。大学卒業後暫くして笠松氏に誘われテレビ局がスポンサーの会社に体操コーチとして就職。8年後、笠松氏が独立し、後を継いで体操部門の部長、ヘッドコーチに就任した。
12年後、指導していた橋口美穂選手が1996年アトランタオリンピックに日本代表選手となったが、著者の役割は国内最終合宿までで終了。オリンピックにコーチとして付いていくことができないという現実に直面する。この屈辱を期に「オリンピック日本代表コーチになること」が夢となった。
しかし翌年務めていた会社が事業縮小を行い体操部門は廃止となるも迷わず独立を決意し「レジックスポーツ」を創設、代表取締役となり名古屋市内に体操クラブを開業。2008年北京オリンピックに黒田真由、2012年ロンドンオリンピックに寺本明日香選手を輩出するがやはりコーチとしてオリンピックに行けなかった。
その後、更なるオリンピック選手を育成するため最新設備を備えた体育館を次々と建設。体操クラブを4校経営し会員数1000名、スタッフは30名を数えるまでになり、選手、指導者、審判育成にも力を注ぎ、世界選手権大会、ワールドカップ、アジア、東アジア、ユニバーシアード大会等数多くの国際大会に日本代表コーチとして世界を回り、そして遂に2016年リオデジャネイロオリンピックに寺本明日香選手が国内トップの成績で日本代表となったことで、夢であったオリンピックコーチに就任することが出来た。
に於いて日本体操女子は団体4位、寺本明日香選手は個人8位入賞を果たすことが出来た。

その後68歳で25年代表取締役を務めた会社を最初のオリンピック選手である橋口美穂(現:岡崎美穂)に後を継いでもらい退職。
現在は無職、年金生活者となり母校である中京大学体操競技部女子のコーチとして学生達とインカレ上位を目指してまた新たな夢を追いかけている。
発刊日
2024年7月17日
ISBN
978-4-86782-093-3
「空気の研究」の研究 ゲーム理論と進化心理学で考える大東亜戦争開戦と御聖断のサイエンス   「空気の研究」の研究 ゲーム理論と進化心理学で考える大東亜戦争開戦と御聖断のサイエンス

金澤正由樹

「空気」は理論的に説明できる!
終戦の御聖断は3回あった!
開戦の理由は誰もが知っていた!
対日石油全面禁輸の意外な真相とは?
ベンダサンの名義で語った本音!

旧日本軍の一下級将校だった山本七平氏が、その生死をさまよう過酷な体験をベースにし、日本人のために全身全霊で書き上げた『「空気」の研究』。しかし、40年以上たっても、彼の労作が現実にほとんど影響を与えていないことは、極めて不思議なことであると同時に悲しいことです。本書は、このことについての私自身のための備忘録です。(「まえがき」より))

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著者略歴
1650円(税込)
金澤 正由樹(かなざわ まさゆき)
1960年代関東地方生まれ。山本七平氏の熱心な読者。社会人になってから、井沢元彦氏と池田信夫氏の著作に出会い、歴史に興味を持つ。以後、独自に日本と海外の文献を研究。コンピューターサイエンス専攻。数学教員免許、英検1級、TOEIC900点のホルダー。
主な著書
『古代史サイエンス-DNAとAIから縄文人、邪馬台国、日本書紀、万世一系の謎に迫る』(2022年)
『デジタル時代の「血液型と性格」-AIと60万人のデータが開けた秘密の扉』(2021年)
主な論文 『New Perspective on GWAS: East Asian Populations from the Viewpoint of Selection Pressure and Linear Algebra with AI (2022年)
『A Pilot Study Using AI for Psychology: ABO Blood Type and Personality Traits』(2021年)
発刊日
2024年7月26日
ISBN
978-4-86782-086-5
生命変革の哲学 日蓮仏教の可能性(新版)   生命変革の哲学: 日蓮仏教の可能性(新版)

須田晴夫

『日蓮の思想と生涯』以来、一貫して追及してきた主題の到達点をしめす意欲作。世界観、生命観、実践論、宗教論、 倫理思想、社会と政治、経済と文明のそれぞれの角度から自在に論ずる。

今日、求められる哲学は人種や国家の枠を超えた普遍的な「共通哲学」である必要があろう。
またそれは危機的状況を受け止めながらそれを克服し、新たな世界を生み出していく「生成の哲学」でなければならない。
その共通哲学の形成に寄与できる要素が日蓮の創造した宗教にあると考え、現代思想としての可能性を探ってみたのが本書を執筆した趣旨である。

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著者略歴
3520円(税込)
須田 晴夫(すだ はるお)
1952年2月、東京生まれ。
1977年3月、東京大学法学部卒業。
2012年2月、団体職員定年退職。
論文: 「西田哲学と『中道』の論理」
「神の変貌」、その他
著書:
『新版 日蓮の思想と生涯』、『日興門流と創価学会』(ともに鳥影社)
『改訂版 新法華経論 現代語訳と各品解説』(電子書籍)
訳書:
『現代語訳 人生地理学』上下(電子書籍)
発刊日
2024年7月3日
ISBN
978-4-86782-100-8
寒水伊藤長七伝(新訂版)   寒水伊藤長七伝(新訂版)

矢崎秀彦

信州が生み、世界を見つめた、自由主義教育の巨人
文豪・島崎藤村『破戒』の名ワキ役、土屋銀之助のモデル!
藤村と長七、信州小諸での運命の邂逅
信州諏訪生れ、東京府立五中(現・小石川高校)の初代校長をも務め、世界に雄飛した、大正デモクラシーを担った不世出の教育者の生涯。現場教師必読の一冊!

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著者略歴
4180円(税込)
矢崎 秀彦 (やざき・ひでひこ)
1916 大正5年4月27日諏訪市四賀普門寺5415に生る。
1934 昭和9年3月長野県諏訪中学校(現諏訪清陵高校)卒。
1937 昭和12年3月東京商科大学付属商学専門部(現一橋大学)卒。上原専禄教授のゼミナールに学ぶ。
1945 昭和20年8月15日終戦。都立第三商業学校退職帰郷、農業に従事。
1947 昭和22年教職に復帰。上諏訪中学校、諏訪実業高校、辰野高校、穂高商業高校、丸子実業高校、上田千曲高校、岡谷龍上高校を歴任。
その間、あさかげ短歌会・長坂明治郎、宮坂万次氏に師事。『提山見全和尚伝』『大隈流の建築-柴宮長左衛門伝』等郷土の優れた人物の顕彰に努める。
このたびライフワークとして、文豪・島崎藤村『破戒』の名ワキ役土屋銀之助のモデルとなった、郷土信州の生んだ不世出の教育者『寒水・伊藤長七伝』を執筆、上梓。
発刊日
2024年6月18日
ISBN
978-4-86782-090-2
ああ博浪の槌とりて 人間中島喜久平と諏訪の育英(新装版)   ああ博浪の槌とりて 人間中島喜久平と諏訪の育英(新装版)

五味幸男 著
竹内丈夫 刊行委員会代表

諏訪清陵高校第二校歌の作詞者・人間中島喜久平と諏訪の育英
ぼくらのような後輩には、中島は諏訪中学の校風確立に貢献した偉大な先人であり、文武両道の達人として東都の学生界で活躍した英才と伝えられ……伝説的な英雄であり神秘化された趣さえある。(跋より)

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著者略歴
3080円(税込)
五味 幸男(ごみ・ゆきお)
1925年 諏訪市に生まれる。旧制長野県諏訪中学校(現 諏訪清陵高校)卒、第44回生。宇都宮農専(現宇都宮大)卒業。長野県立高校教員として勤務。著書に『五・一五事件の謎─濱大尉の思想と行動─』『白林遯叟犬養木堂』(未完)など多数。
竹内 丈夫(たけうち・たけお)
【本書刊行委員会代表】
1901年茅野市豊平生まれ。旧制長野県諏訪中学校(現 諏訪清陵高校)卒、第21回生。千葉医大卒。 竹内委員を開業し、内科・小児科の診察にあたったほか、長年院長及び民生委員をつとめる。
発刊日
2024年6月18日
ISBN
978-4-86782-089-6
ジョルジュ・ブラッサンス —シャンソンは友への手紙—   ジョルジュ・ブラッサンス —シャンソンは友への手紙—

フロランス・トレデズ 著
緒方信雄 訳
高岡優希 監訳

フランスの国民的シャンソン歌手、待望の評伝が本邦初訳!
ギター1本で人々を熱狂させた伝説の吟遊詩人、ブラッサンス。
彼の一生涯を辿ることで見えてきた、創作の背景、曲名の由来、数々の裏話、作品にも顕れる人情味溢れるその人柄と素顔。
現地の有名ジャーナリストによる、ファン待望の一冊。

フロランス・トレデズのこのブラッサンス評伝はブラッサンス自身の言葉やその詩から引用して構成されている。南フランスの貧しい町セートに生まれたブラッサンスがいかにして公園・街・学校にまでその名前を残す国民的英雄になったかを知ることができる。(訳者より)

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著者略歴
2200円(税込)
フロランス・トレデズ(Florence Trédez)
週刊誌『エル « ELLE »』の、文化・社会欄を代表するジャーナリスト。歯に衣着せぬ鋭い切り込みで、週刊誌『テレラマ « Télérama »』や週刊新聞『シャルリ・エブド « Charlie Hebdo » 』誌などでも活躍してきた。ブラッサンスやマドンナなどの評伝は高く評価されている。現在は『フランス2 « France2 »』局や『カナル+ « Canal + »』局などテレビへの出演も多い。また、メンタルヘルス分野の革新的団体に焦点を当て、講演会や討論会、展示会などを企画する非営利団体『フェスティバル・ポップ&プシ « Festival Pop & Psy »』の創始者の一人でもあり、その芸術部門のイベント企画も手掛けている。
発刊日
2024年6月30日
ISBN
978-4-86782-091-9
季刊文科96   季刊文科96 令和6年 夏季号

特集 批評の喜び・書評の愉しみ
対談 斎藤真理子×中沢けい
木村朗子 批評性とはなにか
渡邊英理 批評の言葉を探して
鴻巣友季子 ラスコーリニコフと友だちになりたいかい?
水田宗子 批評とジェンダー
小池昌代 引用のふるまい、思い出すこと
小川公代 『翔ぶ女たち』という批評を書いて
倉本さおり だいじょばない時代の批評
名作再見
馬場あき子 非在の風景の中で
富岡多惠子 町人の血
竹西寛子 器/二つの祖述
文科(エッセイ)
何もなくても全てがある 赤坂真理
残してあげたい─早く逝きし俳人たち 樽見博
去来草 梶川信行
ご利益さん 蓮坊公爾
教材としての三木卓さん 矢樹育子
神々のあそぶ庭─祭との出会い 寺村摩耶子
創作
くすぐり〈3〉 大道珠貴
集中連載
氾濫する『豊饒の海』─三島由紀夫 最後の五年間① 松本 徹
同人雑誌季評
ことばの不全 谷村順一
神なきモナドの孤独 河中郁男
連載
名作の舞台─記録と記憶⑰⑱ 『伊勢物語』・ 志賀直哉『暗夜行路』 清水節治
学界への窓 23 食う寝る遊ぶ/木更津の地ビールに、乾杯!/日々のこと…… 土倉ヒロ子
文藝季評 46 女性の生きづらさを描く短編集 伊藤氏貴
明日行灯〈6〉 スキャンダル  麻田 実
海の詩学─三島由紀夫〈13〉 「花ざかりの森」の中の海(上) 鈴木ふさ子
道元─「正法眼蔵」の宇宙と人間(七) 有時─恒久普遍なるもの(二) 勝又 浩

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価格
1650円(税込)
発刊日
2024年6月15日
ISBN
978-4-86782-097-1
月の目と赤耳「早春編」 ─老人ホームの二千年物語   月の目と赤耳「早春編」 ─老人ホームの二千年物語

木村桂子

「先住の民・よみ族、こもり族等」と「新来の民・あま族」の争いと融合の歴史を、謎の老人が語る古代史ファンタジー。主人公「赤耳」誕生から少年時代を「早春編」とし、あま族やよみ族の若者たちが、その後遭遇する思いがけない運命を描く「青春編」として、つづく。

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著者略歴
1540円(税込)
木村 桂子(きむら けいこ)
1947年 東京生まれ。
大阪大学大学院工学研究科・修士課程修了。
児童文学作家(画名・小池りとな)。
「ストーリーテリングお話あそび研究会」代表
著 書:『泣くな あほマーク』(ひくまの出版)、『屋根の上のゆうれい』(ひくまの出版)、『言いつけ魔女クシュン』(ひくまの出版)、『ワークホールの夏休み』(評論社)、『昔話のプロファイリング1~3』(慧文社)、『現代昔話集2~3』(ミヤネビバブリッシング)、『海の子どもとゴチャマゼクトン』(鳥影社)、『西風のビー玉』(鳥影社)
訳 書:ピーター・ディッキンソン『時計ネズミの謎』(評論社) 他
発刊日
2024年6月24日
ISBN
978-4-86782-095-7
藤枝静男評伝 ─私小説作家の日常─   藤枝静男評伝 ─私小説作家の日常─

名和哲夫

藤枝静男は私小説作家である。ときに人は、彼を極北の私小説作家と呼ぶ。辞書によると「極北」とは「物事が限界にまで達したところ」という意味らしい。つまり、限界まで達した私小説作家ということか。
藤枝静男は一般的にはあまり多くの人に知られてはいない。だが、作家・評論家の中には(私小説という枠を超えて)日本近代の作家たちの中で特に重要な一人に挙げる人もいる。それが彼を極北の私小説作家と呼ばせる所以の一つとも言えるだろう。 これほどまでに読者だけではなく、評論家や他の作家たちに敬愛され、彼らを虜にする藤枝静男の生涯、彼の作品、そして彼を支えた家族たちのことを見ていこうと思う。

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著者略歴
1980円(税込)
名和 哲夫(なわ てつお)
愛知大学文学部国文学専攻卒。 昭和文学会・群系の会会員。 藤枝静男を20年以上研究し続けている、私小説研究者。 著書に『僕は藤枝静男と浜松で』など。
発刊日
2024年6月18日
ISBN
978-4-86782-088-9
90歳の誕生日をめざして   90歳の誕生日をめざして

多田 稔

健康寿命は延ばせます!?
私の実体験から得られた様々なデータや対処法をここに公開することで、健康寿命を延ばしたいと願う人達の少しでもお役に立てれば幸いです。

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著者略歴
1650円(税込)
多田 稔(ただ みのる)
1964年 東京大学法学部卒業
1971年 コロンビア大学MBA取得(フルブライト留学)
現 職 すばる人事研究所を主宰、人事・研修コンサルタント
経 歴 1964~87年新日鉄勤務の後シティバンク、エイボン・プロダクト、アクゾノーベルの人事責任者を歴任し、2002年より現職
著 書
『公平な人事考課が会社を変える』(1999年、すばる人事研究所)
『リストラされないための自己診断』(2000年、文芸社)
『サラリーマンの勝ち残り作戦』(2001年、鳥影社)
『変革型リーダーシップ』(2003年、鳥影社)
『団塊世代100日間世界一周の船旅』(2007年、文芸社)
発刊日
2024年6月18日
ISBN
978-4-86782-079-7
淑女の告白 短編推理小説集   淑女の告白 短編推理小説集

黒岩夕城

今、五つの衝撃が波紋となって心を揺らす
ひたむきさと憎しみが交差する怖くて切ない五つの物語

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著者略歴
1650円(税込)
黒岩夕城(くろいわ・ゆうき)
群馬県生まれ。
プロボクサー、俳優を経て、脚本家に。
映画、テレビアニメ、サスペンスドラマ、NHK時代劇、民放の朝の連続ドラマ等、百本ほどを執筆し、現在に至る。
発刊日
2024年6月18日
ISBN
978-4-86782-096-4
システムズエンジニアリングの探求
【試し読みする】
  システムズエンジニアリングの探求

ジョン・ホルト 著
伊藤侑太郎・河野文昭 訳

システムズエンジニアリングとは何か?
待望の翻訳完成!
システムズエンジニアリングの大家による全てのエンジニア必見の名著

慶應義塾大学大学院SDM研究科教授 西村秀和氏推薦
30年に亘るシステムズエンジニアリング経験のある著者Jon Holt氏による、難解と思われがちなシステムズエンジニアリングを本当にわかりたい方々へ向けた待望の書。
なぜモデルに基づくと良いのか? その謎がここに解き明かされる!

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著者略歴
5500円(税込)
ジョン・ホルト(Jon Holt)
国際的に認められたモデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)領域の専門家。国際的な賞を受賞した著者、講演者であり、子供向けSTEMの本を含む18冊のシステムズエンジニアリングに関する本を著している。
2014年から、Scarecrow Consultantsの「MBSE領域で卓越した」技術顧問およびコンサルタントを務める。クランフィールド大学のシステムズエンジニアリングの教授であり、MBSEに関する教育や研究に従事。また、IETおよびBCSのフェローであり、チャータードエンジニアおよびチャータードITプロフェッショナルでもある。現在、INCOSEイギリス支部の技術顧問として、INCOSEイギリス支部のすべての技術活動に責任をもっている。2015年に、この25年で最も影響力のあるシステムズエンジニア25人の中の1人としてINCOSEから認定され2022年には、世界に85人だけ存在するINCOSEフェローに選出される。
科学、技術、エンジニアリング、数学(STEM)の普及活動にも積極的に関わり、手品、読心術、そして時には脱出術を用いて、音楽フェスティバル、科学祭、IETピタゴラスキャバレー、ラジオ番組、その他のSTEM関連のイベントでシステムズエンジニアリングを紹介している。また、子供向けのSTEM本『Think Engineer』をINCOSEイギリス支部から出版している。
発刊日
2024年5月15日
ISBN
978-4-86782-082-7
わが文学 —増沢宏基作品集—   わが文学 —増沢宏基作品集—

増沢宏基

中野重治から贈られた「独りよがりにならず、自分だけが苦しんでるのではないことを知りつ、あせらず、真実を素直に詩い続けるならば、誰にもわかってもらえるはずだ」との言葉を胸に……。

信州で障害児教育に携わりながら創作に励んできた著者の、小説、エッセイ、評論、詩、俳句を収録した、集大成となる作品集。

この本の詳細、目次

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著者略歴
1980円(税込)
増沢 宏基(ますざわ ひろき)
1942 年 山梨県に生まれる
1966 年 日本社会事業大学 社会福祉学部 卒業
1966 年 長野県小中特別支援学校に勤務
2000 年 長野県茅野市立玉川小学校校長定年退職
2003 年 下諏訪町教育委員会 社会教育指導員
2005 年 下諏訪町社会福祉協議会会長
2011 年 長野県福祉大学校非常勤講師
著書 詩集『秋の蝶』、『教育と福祉の間で』など
発刊日
2024年5月15日
ISBN
978-4-86782-067-4
デーファ劇映画大事典(上巻・下巻) 東ドイツ製作劇映画の全記録 1946~1993年デーファ劇映画大事典(上巻・下巻) 東ドイツ製作劇映画の全記録 1946~1993年
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  デーファ劇映画大事典(上巻・下巻)
東ドイツ製作劇映画の全記録 1946~1993年

F. B.ハーベル 著
山根恵子 監訳
伊藤直子 大谷美奈 永畑紗織 松浦恵美子 矢内満子 池田久代 訳

喜劇映画からサーカス物語、サスペンスや反ナチ映画、メルヘンやインディアン映画、ミュージカルや戦後の復興映画、古典及び現代文学の映画化、更にスパイ映画、集団農場を題材とする作品から空想映画に至るまで─ 東ドイツの映画株式会社「デーファ」は、それら全てのジャンルを47 年間に亘って製作し続けた。 この大事典ではデーファ劇映画の全貌について詳しい情報を得ることが出来る!
この改訂された新刊上下巻はデーファ社が製作した劇映画全作品を記録─ 上層部にとって好都合な作品も不都合な作品も、検閲で禁止された映画も許可された映画も、良作も凡作も、バーベルスベルクの社会主義的映像工場で作られた全ジャンルの劇映画を網羅する。各作品については、スタッフ・キャスト、あらすじ、批評、反響等の多岐にわたる情報を記すと共に、1000 枚に及ぶ貴重なスチール写真を載せている。
大幅に拡大され、初めて写真を豊富に掲載した当デーファ劇映画大事典は、デーファ財団との緊密な連携作業によって実現した。本書には、デーファ社47年の映画製作の歴史で生まれた劇映画─ 製作中止となった作品、国家権力の意に染まない作品、劇場公開されなかった作品を含む─ 全作品に関する包括的かつ詳細な情報を提供する。

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著者略歴
29700円(税込)
F. B.ハーベル(F. -B. Habel)
ベルリンのプレンツラウアー ・ベルク区で生まれ育ち、1960年代から映画館に通い始める。しばらくドイツテレビ放送DFFで働いた後、 東ドイツ国立映画アーカイブに転職。 1980年代にはポツダム市バーベルスベルクの映画TV大学で映画史を学ぶ。 1970年代末からハーベルは映画関連書の執筆と映画評論に携わる。1980年代より『シネ・グラフ』映画事典の編纂を手伝い、1995年以降、ベルリンの出版社シュヴァルツコップ&シュヴァルツコップで映画についての著書8冊を上梓─『Die Olsenbande(オルセン強盗団 ) 』『Ekel Alfred(意地悪アルフレート)』 『Gojko Mitic, Mustangs, Marterpfähle (ゴイコ・ミティチ、ムスタング馬の群、拷問柱 ) 』『Lexikon der DDR-Stars (デーファ映画スター事典)』等がある。ハーベルによる個別の論文は、 これまで英語とイタリア語に翻訳されている。 また、ハーベルは国内外の様々な教育機関に招かれて講演を行う。2003年からベルリン映画TV協会副会長、 2019年から同会長、更に2023年からはベルリン・ブランデンブルク映画奨励協会副会長を務める。
発刊日
2024年4月11日
ISBN
978-4-86782-072-8
元祖ふわふわさんとチクチクさん   元祖ふわふわさんとチクチクさん

クロード・スタイナー 著
小林雅美 訳・解説
奥村かよこ 絵

仕事・学校・家庭・子育て・恋愛
世界中で人気の“Warm Fuzzy Tale”に心理カウンセラーが解説を加え豊かな人間関係の在り方を伝授

AI技術が進化する時代、科学からは得られない人と人の交流から得られる快いあたたかさ。
あなたの心をやさしく包み、寄り添う1冊。

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著者略歴
1320円(税込)
Claude Steiner(クロード・スタイナー)
1935年パリに生まれる。サンフランシスコ在住。2017年死去。
1952年、大学進学のためにアメリカに渡る。物理学の准学士号を取得するが、心理学を志し、カリフォルニア大学バークレイ校で心理学の学士号、児童発達学の修士号を取得、ミシガン大学で臨床心理学の博士号を取得。交流分析の提唱者エリック・バーンとともに理論の整備と実践にあたる。
発刊日
2024年4月29日
ISBN
978-4-86782-073-5
風見治子色鉛筆画集   風見治子色鉛筆画集

風見治子

妻、治子は絵を描くことが好きでした。
いつの頃からか、ハガキ大の紙に色鉛筆で絵を描き始じめ、輪がいくつも浮かんでいる絵から細密で不思議な模様の絵へと変化してゆきました。形見として縁のあった方々へお分けしようとも思いましたが、出来が素晴らしく、魅力的なので思い切って出版することにしました。
生前の彼女を知る人には、こんな一面があったんだと懐かしく偲んでいただければ幸いです。
また、彼女を知らない人にも、普通の主婦兼会社員が休みの日には、自分の趣味としてコツコツとこんな絵を描いていたんだと、ながめていただければうれしく思います。
風見は旧姓ですが、仕事では風見を名乗っており、本人は風見に愛着があったので題名に入れました。
(茂澄泰弘)

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著者略歴
7480円(税込)
風見治子(かざみ はるこ)
1954年 千葉県野田市生まれ
1977年 善隣学生会館(現日中友好会館)に就職
1989年~日中友好美術館にて中国関係の美術展や催事の企画・開催、
「中国美術ニュース」発行を担当
2008年〜2022年
北京保利国際拍売有限公司(ポーリー・インターナショナル・オークション)
日本事務所代表
発刊日
2024年3月25日
ISBN
978-4-86782-076-6
戦国史記 風塵記・抄 関ヶ原   戦国史記 風塵記・抄 関ヶ原

福地順一

この書は筆者の興味をもつ戦国時代の「風塵」(兵乱)について書いたものであり、史実についてはその一線からできるだけ外れないように務めたつもりでいる。何を書くかどのように書くかはもの書きにとって永遠のテーマである。「関ヶ原」は私にとって大きなテーマであるが、書きたいものを書く、というのはもの書きにとって本望であろう。(「あとがき」より)

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著者略歴
1430円(税込)
福地 順一(ふくち じゅんいち)
略歴 ─1936年青森県弘前市生まれ。
1959年弘前大学文理学部文学科(国文学)卒業。 東奥義塾高校(弘前)、函館中部高校、札幌南高校、函館東高校(校長)、札幌拓北高校(校長)など教員生活38年。後、札幌予備学院講師(漢文)8年。
○日本ペンクラブ、日本歌曲振興会会員。
著書 ─『風塵記』(1997)、『ベーシック漢文』(1999)、『杜甫・李白・白楽天─その詩と生涯─』(2007)、『津軽・抄』(2007)、『石川啄木と北海道─その人生・文学・時代─』(2013)、『あきらめの旅にしあれば』(2017)、『風塵記・抄─本能寺から山崎、賤ヶ岳へ─』(2021)、『梁塵記』(2023)ほか。
賞 ─『豊談』230号記念エッセイ賞「天位」、第5回『文芸思潮』現代詩賞、第14回日本自費出版文化賞「詩歌部門賞」(『津軽・抄』)、第21回日本自費出版文化賞「大賞」(『石川啄木と北海道─その人生・文学・時代─』)、ほかに『日本ペンクラブ電子文芸館(詩歌部門)』に詩歌5編採録・掲載される。
発刊日
2024年4月6日
ISBN
978-4-86782-085-8
B型女性はなぜ人気があるのか AIと300万人のデータで読み解く「血液型と性格」   B型女性はなぜ人気があるのか AIと300万人のデータで読み解く「血液型と性格」

金澤正由樹

最新AIと膨大なデータがあらゆる反論を木っ端微塵に打ち砕く!
日本発! 科学的肯定論の決定版!
最新英語論文が質・量両面で否定論を圧倒!
性格テストの致命的な欠陥が露わに!

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著者略歴
1650円(税込)
金澤正由樹(かなざわ・まさゆき)
1960年代関東地方生まれ。ヒューマンサイエンスABOセンター研究員。小学生のとき能見正比古氏の著作に出会い、血液型に興味を持つ。以後、日本と海外の血液型の文献を研究。コンピューターサイエンス専攻。数学教員免許、英検1級、TOEIC900点のホルダー。
発刊日
2024年4月11日
ISBN
978-4-86782-068-1
夜を抱く   夜を抱く

佐藤洋二郎

「闇の中を模索するように生きていた」青春時代から老境に至る道のり。
作者の実人生と重なる登場人物達の、逞しくも苦い哀しみと愛おしさに満ちた、二つの物語。

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著者略歴
1980円(税込)
佐藤洋二郎(さとう ようじろう)
1949年福岡県生まれ。少年時代を山陰で過ごす。中央大学卒。主な作品集に『未完成の友情』『福猫小判夏まつり』『神名火』『グッバイマイラブ』『沈黙の神々I・II』などがある。『夏至祭』で野間文芸新人賞、『岬の蛍』で芸術選奨新人賞、『イギリス山』で木山捷平文学賞。著書多数。元日本大学芸術学部教授。
発刊日
2024年3月31日
ISBN
978-4-86782-071-1
壱語壱絵365   壱語壱絵365

清水洋一

毎日が楽しく、笑えて、ためになる言葉と絵を365の日めくりで。
そのおりおりの生き様を言葉や絵にしたいと思っていた。生きて、書いて、死にました。ただそれだけの人生かも知れないが。 秋も深まり「祇園の鐘など聞きながら、『壱語壱絵』などと笑止なものを飽きずに性懲りもなく、十三巻五千枚」も綴ってしまった。 「感動の量が人生の量である」 (本書「おわりに」より)

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著者略歴
3300円(税込)
清水 洋一(しみず よういち)
1936年 神奈川県茅ヶ崎市に生まれる。
神奈川県立湘南高等学校を卒業後、家業である農業に従事する傍ら、中央大学法学部を経て、街づくり・教育問題の政策研究会を主宰する。
1974年 茅ヶ崎市議会議員に当選し二期にわたり地域整備・教育問題に取り組む。
1983年 物流会社ならび関連会社の代表取締役に就任し、現在も仕事の傍ら、茅ヶ崎市で創作活動を続け、詩吟(宗範)、居合(初段)を愉しむ。
主な著書
ヨーロッパ旅行記『デモる、見る、考える』(1970年)
処女詩集『終わりのなし1話』(2000年)
詩集『隙間からの光』(2000年)
詩画集『壱語壱絵』(2000年)
詩集『寝ている不眠』(2001年)
詩画集『壱語壱絵第二巻~第五巻』(2001~05年)
詩画集『壱語壱絵文芸社』(2008年)
詩画集『壱語壱絵第七・八巻』(2010年)
詩集『雲の上の果是』(2011年)
四字成語『壱語壱絵』(2012年)
詩画集『壱語壱絵第九巻~第十巻』(2012~13年)
自叙史『残照余情』(2014年)
詩画集『壱語壱絵第十一巻~第十三巻』(2015~19年)
『花俳句366日』(2017年)
『昔ばなし~いちごいちえ~』(2018年)
『「ブン蚊」を論ず』(2020年)
詩集『晩耕』(2021年)
『ことはの散り篭』(2021年)
『壱語壱絵365』(2024年)
発刊日
2024年3月31日
ISBN
978-4-86782-080-3
ペリー提督・老中首座阿部正弘・江戸庶民   ペリー提督・老中首座阿部正弘・江戸庶民

紋田允宏

時のかわら版で読み解く日本を変えた人々の記録
嘉永6年(1853年)黒船が国書を携えて来航し、日本に開国をせまる。騒然とする江戸庶民を活写。
いまの日本に通じる170年前の現実とは?

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著者略歴
1430円(税込)
紋田 允宏 (もんでん のぶひろ)
1939年1月28日生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒業。
中部電力株式会社、NHK放送記者を経て、建設技術研究所株式会社、慶應義塾大学法学部非常勤講師、NHKグローバルメディアサービス株式会社専門委員。
著書『青年M』(鳥影社、2019年)
発刊日
2024年3月25日
ISBN
978-4-86782-083-4
重野安繹伝 幕末・明治、二つの時代を生きた一漢学者の生涯   重野安繹伝 幕末・明治、二つの時代を生きた一漢学者の生涯

藤民 央

重野安繹は西郷隆盛・大久保利通とは刎頚の友、西南戦争後は大久保の片腕として新政府の文教政策を担った。なかでは、西郷と時期の重なった奄美流人時代、調べを尽くした作者によって、彼の人間的真価がみごとに浮かび上がっている。 (文芸評論家 勝又 浩)

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著者略歴
2420円(税込)
藤民 央(ふじたみ おう)
1939年 東京に生まれる
1963年 鹿児島大学文理学部卒 鹿児島県立高校教諭
1994年 小説「紙の卒塔婆」が南日本新聞社懸賞小説『新春文芸』入選
2000年 定年退職と同時に上京「奄美の歴史と民俗」の研究生活に入る
2001年 「道之島遠島記」第二回中・近世文学大賞創作部門優秀賞受賞 「加計呂麻へ」・「道之島遠島記」・「南島古潭」出版
「奄美現存古語註解」(研究書 オンデマンド方式で出版)
発刊日
2024年3月9日
ISBN
978-4-86782-032-2
『受胎告知』の前で   『受胎告知』の前で

中澤美喜子

フィレンツェで初めてフラ・アンジェリコの『受胎告知』を見た南実子はその美しさの前に立ちつくした。想像していたより遙かに大きなそのフレスコ画は隅々まで丁ねいに描かれている。
そしてその画の前で始まった出会いと別れ。南実子は自分が真実の愛を掴むのはいつのことか、と胸の奥に微かな震えを覚えるのであった。

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著者略歴
1540円(税込)
中澤美喜子(なかざわ・みきこ)
長野県諏訪市生まれ。 諏訪二葉高校卒業後、英文科に進む。
チノン株式会社 海外営業部東京支社に13年勤務。
海外営業部長秘書の後、営業部員として、アフリカ諸国、中南米諸国、英国を担当。
海洋研究所に2年勤務。事務職の非常勤として生物生態部門所属。
米国電池会社 Duracell社 日本法人に10年勤務。新製品・新技術部主任。
Duracell社は在職中に米国Gillette社に買収される。
その後、Gillette社はP&G社に買収される。
(Duracell社は2016年Mr. Warren Edward Buffett, CEO率いるBerkshire Hathaway社に買収され、BH社のOne of Brandsとなり、現在に至っている)
2020年『瑠璃』を鳥影社から刊行
発刊日
2024年3月9日
ISBN
978-4-86782-074-2
ヴィレハルム ティトゥレル 叙情詩   ヴィレハルム ティトゥレル 叙情詩

ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ 著
小栗友一 監修・訳

キリスト教徒と異教徒間の戦いを、両方の視点から重層的に描いた「ヴィレハルム」は、優れた十字軍文学として、今日的価値を持つ。
さらに小品「ティトゥレル」と叙情詩を追加し、中世盛期ドイツの最も重要と言われる詩人の作品を完訳。

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著者略歴
4180円(税込)
ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ
(Wolfram von Eschenbach, 1170年代 - 1220年頃)
中世ドイツの詩人。
『ニーベルンゲンの歌』とともに中世ドイツ文学の最も重要な叙事的作品とされる『パルチヴァール』または『パルツィヴァール』(ドイツ語: Parzival)は彼によるものである。叙事詩の他の2作品、十字軍文学でありながら「寛容の精神」を訴える『ヴィレハルム』と若い男女の瑞々しい恋を悲劇の予感を漂わせながら描写する『ティトゥレル』も魅力的である。また、ミンネザングの歌人として、写本によって伝えられた作品の数は少ないが、極めて優れた叙情詩も残している。

小栗 友一(おぐり ともかず)
1942年生まれ 東京大学大学院修士課程修了 名古屋大学名誉教授 〈主要編著訳書〉 『パルチヴァール』(共訳)(郁文堂) 『中高ドイツ語小辞典』(共編著)(同学社)
発刊日
2024年3月19日
ISBN
978-4-86782-063-6
季刊文科95   季刊文科95 令和6年 春季号

特集Ⅰ 作家と結婚
増田みず子 自由
佐伯一麦 二つの抹茶茶碗
楊逸 ヘミングウェイ 結婚に求めたもの
名作再見
島尾敏雄 石造りの街で
幸田 文 雛
葉山嘉樹 出しようのない手紙
解説 「と」に潜むもの 富岡幸一郎
特集Ⅱ 吉行淳之介 生誕百年・没後三十年
鵜飼哲夫 平成四年の吉行淳之介─戦中少数派の晩年
加藤宗哉 やせ我慢と文章美学
野崎有以 血の赤、乳の白─吉行淳之介『砂の上の植物群』における「血」の親密さ
勝又 浩 五〇年めの吉行淳之介
名作再見 鞄の中身
大河内昭爾 没後十年
黒井千次  話す人・語る人・書く人 大河内昭爾さんの思い出
文科(エッセイ)
三浦清宏 「人に生かされている」
青野 聰 赤い目をした猫
藤沢 周 予 知
倉田 剛  芦川いづみと文学者
高橋真名子 直筆の文学資料を後世に 日本近代文学館への高橋英夫旧蔵品寄贈について
鄭 秋迪・溝井真人 赤松俊子・丸木位里と中国 ―歴史の忘却に抗した画家夫妻—
創作
大道珠貴 くすぐり〈2〉
松本 徹 金閣の建つ庭 二 華麗な日々と翳と
同人雑誌季評
河中郁男 グジャラート指数で見えてくる現代日本の姿
谷村順一 記憶を捏造する
連載
名作の舞台─記録と記憶⑮⑯ 坂口安吾『黒谷村』・ 犬童球渓「故郷の廃家」 清水節治
学界への窓 22 さまよう猫たち 高岡啓次郎
文藝季評 45 家と暮らしをめぐる物語 伊藤氏貴
遠き日々 映る影たち〈4〉 柴田 翔 
大江健三郎氏・旧懐─記憶・追憶・幻想〈3〉、そして〈結び〉  柴田 翔
明日行灯〈5〉 黄金の島の演劇祭  麻田 実
海の詩学─三島由紀夫〈12〉 空白の一年間─「彩絵硝子」と「花ざかりの森」のはざまで 鈴木ふさ子
大倉山から18 「反小説」の企ても『鏡子の家』─アメリカ滞在、そして結婚…… 松本 徹

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1650円(税込)
発刊日
2024年3月15日
ISBN
978-4-86782-081-0
向田邦子『あ・うん』ー「青りんご」まで   向田邦子『あ・うん』ー「青りんご」まで

高橋行徳

〈向田邦子がここにいる〉
日常の一瞬を切り取って、人間の素性を垣間見せてくれたエッセイスト、脚本家、小説家、そしてプロデューサーであった向田邦子の魅力に迫る。

日常の小さな出来事に引っ掛かりを覚えることから、向田の発想は始まる…つまりは、個人の体験に裏打ちされていたからこそ、向田の創作は説得力を持ちえたのである。(文中より)

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著者略歴
1980円(税込)
高橋行徳(たかはし ゆきのり)
1947年兵庫県生まれ。77年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。日本女子大学名誉教授。 著書に『開いた形式としてのカフカ文学』(鳥影社)、『向田邦子「冬の運動会」を読む』(鳥影社)、『向田邦子、性を問う─「阿修羅のごとく」を読む』(いそっぷ社)、『それとは違う小津安二郎』(鳥影社)。 翻訳にフォルカー・クロッツ『閉じた戯曲開いた戯曲』共訳(早稲田大学出版部)。他に『タウリスのイフィゲーニエ』試論(日本ゲーテ協会会長賞)、溝口健二『祇園の姉妹』─男性社会に反逆する芸者(『アジア遊学』118号)、向田邦子『家族熱』ノート(『ユリイカ』2012年5月号)、『精選女性随筆集第11巻向田邦子』解説(文藝春秋)、ドラマ『あ・うん』の一考察(『向田邦子文学論』向田邦子研究会編新典社)など。
発刊日
2024年3月13日
ISBN
978-4-86782-078-0
東京六大学野球人国記   東京六大学野球人国記
激動の明治、大正、昭和を乗り越え1世紀

丸山清光

1世紀に及ぶ聖地・神宮球場を舞台とした人間ドラマ
6校の創成期からのメンバー表ほか膨大な記録も満載

「Number」「早稲田スポーツ」元編集長 斎藤禎氏 推薦
明大のエースだった丸山さんは、法大の“怪物”江川卓投手と1975年度の六大学野球リーグ戦のベストナインを争い、春季と秋季でタイトルを分け合った。コントロールのよい下手投げの記憶に残る名投手だった。昨今の丸山さんは、“記録蒐集の鬼”との評判を取る。足で稼いだエピソードもふんだんに書き綴った本書は、創設百年を迎える東京六大学野球の「エンサイクロペディア」と呼ぶにふさわしい。

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著者略歴
2970円(税込)
丸山清光(まるやま・きよみつ)
昭和28年、長野県生まれ。 昭和47年、上田高校卒業後、明治大学商学部入学、在学中は硬式野球部所属、島岡吉郎監督の下で東京六大学野球リーグ優勝3回、明治神宮野球大会優勝。卒業後は朝日新聞社販売局勤務を経て、関連企業社長を歴任。現在は合同会社北海道信州グッドラボ代表、松戸市在住。
著書
『なんとかせい!島岡御大の置き手紙』(文藝春秋企画出版部)
『増補版 なんとかせい!一事入魂 島岡御大の10の遺言』(鳥影社)
発刊日
2024年2月26日
ISBN
978-4-86782-065-0
さようなら大江健三郎こんにちは   さようなら大江健三郎こんにちは

司 修

宮澤賢治の『セロ弾きのゴーシュ』を長く引用したのは、私がこれから書こうとする長い文章について考えると浮かんで来る物語だからです。

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著者略歴
2420円(税込)
司 修(つかさ・おさむ)
1936年生まれ。画家、小説家。法政大学名誉教授。
中学卒業後、独学で絵を学び、絵画や版画をはじめ、絵本、書籍の装丁、挿絵など多岐にわたる作品を発表。また小説やエッセイ、脚本など文筆分野での活躍でも知られる。
1978年『はなのゆびわ』で小学館絵画賞受賞。 1993年 「犬」で 川端康成文学賞、 2006年 『ブロンズの地中海』で毎日芸術賞、2011年『本の魔法』で大佛次郎賞受賞。 2016年イーハトーブ賞受賞。
展覧会
1986 年『司修の世界』(池田20 世紀美術館)
2011年『司修のえものがたり──絵本原画の世界』(群馬県立近代美術館)
著書
絵本:『河原にできた中世の町』(文・網野善彦、岩波書店)
『まちんと』(文・松谷みよ子、偕成社)
『ぼくはひとりぼっちじゃない』(作・絵 司修、理論社)
小説:『幽霊さん』(ぷねうま舎)
『戦争と美術』(岩波新書)
『空白の絵本 ─語り部の少年たち─』(鳥影社) などがある。
発刊日
2024年3月3日
ISBN
978-4-86782-077-3
解禁随筆集   解禁随筆集

笙野頼子

発禁から解禁へ!?
2024年、一つの判決が出ると
このような本はもう出せなくなるかもしれない
今ならまだ書けるぎりぎりまでを書いた
私、私小説、身体、言論の自由、保守の本分、ジェンダー主義告発
ひとりの女人として正直に物を言い
キャンセルされた反米文学者のその後
女たちと保守の一点共闘、最前線報告

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著者略歴
2200円(税込)
笙野頼子(しょうの よりこ)
1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。
81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。
著書に『ひょうすべの国―植民人喰い条約』『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』『ウラミズモ奴隷選挙』『会いに行って 静流藤娘紀行』『猫沼』『笙野頼子発禁小説集』『女肉男食 ジェンダーの怖い話』など多数。11年から16年まで立教大学大学院特任教授。
発刊日
2024年2月9日
ISBN
978-4-86782-055-1
華やぎと哀しみと   華やぎと哀しみと

葉山弥世

この一冊には作者の現在がよく表れていて興味が尽きない。一途な恋に燃えた若き日の甘美な回想、七十五歳、初めて体験した入院生活から得た、自分を含めた様々な人間的発見、そして女学校の庭園に住みついた亀の物語。読者は語り手としての亀に驚くが、この亀こそは作者の思想の代弁者、もう一つの自画像に他ならないだろう。 (文芸評論家 勝又 浩)

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著者略歴
1650円(税込)
葉山 弥世(はやま みよ)
1941年 台湾花蓮市生まれ
1964年 広島大学文学部史学科卒業
1964年より2年間、福山暁の星女子高校勤務
1967年より広島女学院中・高等学校勤務
1985年 中国新聞主催「第17回新人登壇」入賞
1986年 北日本新聞主催「第20回北日本文学賞」選奨入賞
1996年 作品「遥かなるサザンクロス」が中央公論社主催、平成8年度女流新人賞の候補作となる。
2000年 広島女学院中・高等学校退職
「水流」同人(広島市)「広島文藝派」同人(広島県廿日市市)
日本文藝家協会会員

著 書:『赴任地の夏』(1991年)『愛するに時あり』(1994年)『追想のジュベル・ムーサ』(1997年)『風を捕える』(1999年)『春の嵐』(2001年)『幾たびの春』(2003年)『パープルカラーの夜明け』(2006年)『城塞の島にて』(2009年)『たそがれの虹』(2011年)『夢のあした』(2013年)『かりそめの日々』(2015年)〈以上、近代文藝社刊〉『花笑み』(2017年)『ストラスブールは霧の中』(2019 年)『タヒチからの手紙』(2021 年)『シャラの花咲く家』(2022年)『華やぎと哀しみと』(2024年)〈以上、鳥影社刊〉
発刊日
2023年1月31日
ISBN
978-4-86782-066-7
イーグル・クロー作戦 在イラン・アメリカ大使館人質事件の解決を目指した果敢な挑戦   イーグル・クロー作戦
在イラン・アメリカ大使館人質事件の解決を目指した果敢な挑戦

ジャスティン・ウィリアムソン 著
影本 賢治 訳

―拉致問題解決のために知るべき事実―
人質救出作戦によって示されたアメリカ人の決意と覚悟。
1979年、イラン革命の混乱の中、熱狂的な革命主義者たちがテヘランのアメリカ大使館を占拠して53人のアメリカ人を人質にした。交渉に行き詰まったカーター大統領は、創設されたばかりのデルタ・フォース(第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊)に大規模かつ複雑な救出作戦の実施を命じた。その作戦を成功させるには夜間に敵地内の砂漠でヘリコプターへの燃料補給を行い、脆弱かつ信頼性の低いヘリコプターで作戦部隊を空輸し、そして陸軍レインジャー連隊が飛行場を占拠しなければならなかった。これらの任務を遂行する特殊作戦部隊が新編されたが、そのパイロットや支援要員を十分に訓練する時間的余裕はなかった。
本書は、本作戦に関与した隊員たちからのインタビュー、秘密区分が解除された文書および詳細に再現された作戦計画に基づいて、新しく書き上げた歴史書である。その目的は、この強襲作戦の背景、計画、問題点などを詳しく説明し、デザート・ワンでの事故の教訓がアメリカ特殊作戦軍の創設に及ぼした影響を明らかにすることにある。

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著者略歴
2200円(税込)
ジャスティン・ウィリアムソン (Justin W. Williamson)
アメリカ合衆国の元外交官。イラク、メキシコ、スペイン、コンゴ民主共和国で勤務。テキサス工科大学およびテキサス大学エルパソ校で学位を取得。近年になって、アメリカ陸軍指揮幕僚大学を卒業し、軍事研究修士(Master of Military Arts and Sciences)を取得している。テキサス州在住。

影本賢治(かげもと・けんじ)
陸上自衛隊を退職後、ウェブサイト「AVIATION ASSETS(アビエーション・アセット)」を開設。アメリカ陸軍機関誌の翻訳などを行っている。北朝鮮拉致被害者の救出を目指す「予備役ブルーリボンの会」の会員。訳書に『ドリーム・マシーン―悪名高きV-22オスプレイの知られざる歴史』(鳥影社)がある。北海道在住。
発刊日
2024年2月15日
ISBN
978-4-86782-064-3
小説 山紫水明の庭 七代目 小川治兵衛 日本近代庭園の礎を築いた男の物語   小説 山紫水明の庭 七代目 小川治兵衛
日本近代庭園の礎を築いた男の物語

中尾實信

七代目小川治兵衛―屋号「植治」(1860-1933)
平安神宮神苑、無鄰菴、円山公園を手がけるなど、近代日本庭園を先駆し、自然の景観と躍動的な水の流れを組みこんだ作庭で名高い植治。いまにつづく、その時代と生涯を丹念に描く長編小説1700枚。

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著者略歴
4180円(税込)
中尾實信(なかお よしのぶ)
1940年福岡生まれ、医師。九州大学医学部卒。
京都大学医学部第一内科医員の後、アメリカにて研究生活。
神戸大学医学部第三内科助教授、藍野学院短期大学教授、近江温泉病院副院長・同顧問などを経て、現在は執筆に専念。
著書
『静かなる崩壊』(かまくら春秋社)
『花紬』『青春─遠い雪の夜の歌』『いのちの螺旋』『晩節の宝石箱』『小堀遠州』『小説 木戸孝允』上・下(以上鳥影社)
『小説 森鷗外 ヴェネチアの白い鳩』(新人物往来社)
編著
『内科診断学』(医学書院)
共著
『臨床内分泌学』『臨床代謝学」(朝倉書店)『新版日本血液学全書第8巻』(丸善)『免疫実験操作法』(南江堂)『図説老年病学』(同朋舎出版)等多数。
発刊日
2024年2月9日
ISBN
978-4-86782-075-9
まれねこ   まれねこ

寺村摩耶子

失われた足跡を求めて―。
90年代後半の東京。築20年の庭つき古アパート。
そこには内と外を行き来する猫たちがいた―。
町から猫が消えた時代に、かつて3匹の猫と暮らした日々がよみがえる。

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著者略歴
1980円(税込)
寺村摩耶子(てらむら・まやこ)
1965年大阪生まれ。作家。
絵本に関する著作に『絵本の子どもたち』(水声社)、『古い絵本の物語』『絵本をたべる』(青土社)。美術エッセイ集に『オブジェの店 瀧口修造とイノセンス』(青土社)など。絵本の翻訳に『どうぶつたちは しっている』(イーラ写真、マーガレット・ワイズ・ブラウン文、文遊社)。小説に『まれねこ』(鳥影社)。
発刊日
2024年1月28日
ISBN
978-4-86782-069-8
奄美染織史   奄美染織史

茂野幽考

幻の名著の復刻
奄美を中心とする、周辺諸民俗の古代染織文化史を展開。
その中から奄美に関連する資料を要約する。
『大島紬の研究』でも知られる著者の国際的にも貴重な研究として注目された成果が甦る。

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著者略歴
3080円(税込)
茂野 幽考(しげの ゆうこう)
明治二十九年(一八九六)、鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋生。本名茂野榮良。
先祖は代々津口横目(港の役人)として漂着船の検問に当たった。
明治四十五年(一九一二)、古仁屋高等小学校卒業後に上京。
大正二年(一九一三)、東京工科学校入学。大正十年に中南米の民族文化研究のために 渡米、同十二年三月二十日帰国、九月一日に関東大震災に遭い九死に一生を得て帰郷する。以後三年をかけて奄美の島々を廻って古俗や方言・俗信などを調べて、『奄美大島民族史』として完成させた。また、瀬戸内町出身のロシア文学者昇曙夢を介して柳田國男を知り、柳田國男の紹介で岡書院からこの本を出版した。
柳田國男は東京の砧村の書庫の新築落成祝に知名の学者三十人を招き、同書の出版記念を兼ねて赤飯を炊いて祝い、「君は生涯をかけて島の研究をしなさい」と激励してくれた。このとき、折口信夫・伊波普猷・金田一京助・中山太郎・早川孝太郎・宮本常一らが列席、特に沖縄出身の言語学者で民俗学者である伊波普猷とは親交を深めている。
昭和六年(一九三一)京都大学人類学清野教室の三宅宋悦と奄美大島北部の古墳人骨の調査、翌七年には大島全域の婦人の入墨の調査をして百四枚を採取。
昭和十年(一九三五)、上京して東京市役所社会局に奉職
昭和十八年(一九四三)、鹿児島市長の招きにより鹿児島市の郷土課次長。
昭和二十年(一九四五)、鹿児島県立図書館に奉職、戦後は奉仕課長として県下全域を駆け巡って民俗調査をも行った。
右は『日本民俗誌体系』からの転載であるが、行詰めで記してあるので分かり易いように書き替えてある。左は私が編んだ後年の略歴である。 昭和二十六年(一九五一)五十五歳、『日南切支丹史』をヴエリタス書院より出版。(上智大学ヨハネス・ラウレス師により外国に紹介された。)
昭和三十年(一九五五)五十九歳、「古典に生きる郷土・奄美大島」を雑誌『教育技術・中学国語』に掲載
昭和三十一年(一九五六)六十歳、定年退職。自宅を『奄美文化研究所』とする。「初期切支丹の布教と南蛮貿易」を雑誌『教育技術・社会科研究』に掲載
昭和三十三年(一九五八)六十三歳、文化映画『大島紬』の製作に協力
昭和三十五年(一九六〇)六十四歳、『奄美万葉恋歌秘抄』を昭森社から出版、宝文館の『切支丹風土記』の第一巻 九州編「薩摩の切支丹」を担当、「奄美萬葉について」を南日本新聞に連載
昭和三十五年(一九六〇)十一月三日 地方文化に貢献したとして、第十三回南日本文化賞(学術部門)を受賞
昭和三十六年(一九六一)六五歳、第十二回キリスト教史学会(近江八幡市で開催)、「薩摩の切支丹について」を発表
昭和四十二年(一九六七)七十一歳、メキシコ国立自治大学東洋研究所長であるクノート・ロータ氏の訪問を受ける。
昭和四十四年(一九六九)七十三歳、九州学院大学講師・歴史学担当、奄美の古代染織に付いて調査(前述)
昭和四十八年(一九七三)七七歳、『奄美染織史』(奄美文化研究所)
昭和五十一年(一九七六)八十歳、『南島今昔物語』(国書刊行会)。「染織と生活』」第十三号に、「奄美染織考―原始宗教ノロ神に発した奄美の染織文化について」を掲載。「日南切支丹史」を『南日本切支丹史』と改題して、国書刊行会より出版。
昭和五十三年(一九七八)八十二歳、『大島紬の染めと織り』(奄美文化研究所)
昭和五十四年(一九七九)八十三歳、戯曲『嶋の西郷と愛加那』(奄美文化研究所)
昭和六十二年(一九八七)九十一歳、七月二十日に老衰のため死去
発刊日
2024年1月16日
ISBN
978-4-86782-061-2
一三人の作家 藤村・草平・弥生子・らいてう・勇・和郎・捷平・葦平など   一三人の作家 藤村・草平・弥生子・らいてう・勇・和郎・捷平・葦平など

原武 哲

一三人の作家〈島崎藤村・森田草平・野上豊一郎・野上弥生子・平塚らいてう・吉井勇・広津和郎・木山捷平・火野葦平・野田宇太郎・牛島春子・嘉陽安男・帚木蓬生〉の生き様、故郷への思い、漱石との接点、野田宇太郎宛書簡、作品論、作家論、国際学会発表論文、対談等。
─文学研究の果てなき道を歩む著者の集大成

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著者略歴
3520円(税込)
原武 哲(はらたけ さとる)
1932年5月14日福岡県大牟田市生まれ。
九州大学文学部国語国文学科卒業。
福岡女学院短期大学国文科助教授、教授を経て、1994年1年間中国・吉林大学外国語学院日語系客員教授、福岡女学院大学人間関係学部教授。現在、福岡女学院大学名誉教授。
主な著書
『夏目漱石と菅虎雄―布衣禅情を楽しむ心友―』(教育出版センター、1983年12月)。『喪章を着けた千円札の漱石―伝記と考証―』(笠間書院、2003年10月)。『夏目漱石の中国紀行』(鳥影社、2020年10月)。『夏目漱石は子役チャップリンと出会ったか?-漱石研究蹣跚―』(鳥影社、2022年4月)。編著に『夏目漱石周辺人物事典』(笠間書院、2014年7月)。 『夏目漱石外伝―菅虎雄先生生誕百五十年記念文集―』(菅虎雄先生顕彰会、2014年10月19日)など。
発刊日
2024年1月1日
ISBN
978-4-86782-018-6
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