文藝・学術出版鳥影社

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季刊文科コレクション
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山崎の鬼   山崎の鬼

高畠 寛

山崎は大阪から見れば、陰陽道でいうところの、鬼の出入りする場所。そのあたり天王山で、男の屋敷に案内される……。

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
高畠 寛(たかばたけ ひろし)
1937年大阪生れ。國学院大学日本文学部卒。
著書:長編『夏の名残りの薔薇』(関西書院刊) 、評論『いま文学の森へ』(大阪文学学校・葦書房刊) 、小説集『しなやかな闇』(同上)、小説集『コンドルは飛んで行く』(大阪文学学校・葦書房)、小説集『神神の黄昏』(鳥影社)、評論・小説集『漱石「満韓ところどころ」を読む』(同上)、小説・評論集『渓流のヴィーナス』(同上)
現在、大阪文学学校講師、社団法人大阪文学協会理事。
発刊日
2018年3月26日
ISBN
978-4-86265-668-1
季刊文科セレクション   季刊文科セレクション

季刊文科編集部 編著

ここには八人の作家の八作品が収録できたが、いずれもわれわれ同人雑誌読みには長いあいだ親しく見てきたベテランたちで、新しい試みのシリーズとしてはまことに力強いスタートになった。(文芸評論家・勝又 浩)

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1,944円(本体1,800円)
発刊日
2017年10月11日
ISBN
978-4-86265-642-1
忘れられた部屋   忘れられた部屋

花島真樹子

それぞれの主人公は名前も境遇も違うのに、にもかかわらず一つながりの物語として読めるのだ。思うに、著者はフィクションは書くけれど、その根底においては私小説作家にも通じた文学的人生派だから、なのだろうと私は理解した。(文芸評論家 勝又 浩)

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
花島 真樹子(はなしま まきこ)
1933年東京生まれ
季刊「遠近」同人
発刊日
2017年3月7日
ISBN
978-4-86265-605-6
渓流のヴィーナス   渓流のヴィーナス

高畠 寛

還暦を迎えなお残る「人生の伏流」としての男性のさがを、軽妙な筆さばきで昇華させた表題作はじめ、日本人の本質をえぐる「評論金子光晴〈おっとせい〉を読む」を収録。

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
高畠 寛(たかばたけ ひろし)
1937年大阪生れ。國学院大学日本文学部卒。
著書:長編『夏の名残りの薔薇』(関西書院刊)
  :評論『いま文学の森へ』(大阪文学学校・葦書房刊)
  :小説集『初期作品集』(同上) 、『蒼空との契約』(同上) 、『春嵐』(同上) 、『しなやかな闇』(同上) 、『紅い蛍』(ブイツーソリューション)、『コンドルは飛んで行く』(大阪文学学校・葦書房)、『神神の黄昏』(鳥影社)、『漱石「満韓ところどころ」を読む』(鳥影社)
現在、大阪文学学校講師、社団法人大阪文学協会理事。
発刊日
2016年11月7日
ISBN
978-4-86265-591-2
家族の肖像   家族の肖像

高橋光子

一枚の写真から「家族たちの姿が生き生きと動き始める」ばかりではない、それぞれの「声さえ聞こえる」とは、やはり今はそれらを失ったという思いの強さに比例することなのであろう。こういうところに、この一編を貫いた太いモチーフが見えていると言ってよいであろう。
文芸評論家 勝又 浩

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
高橋 光子(たかはし みつこ)
愛媛県に生れる。県立川之江高等女学校卒業。「蝶の季節」で文學界新人賞、「高畠華宵とその兄」で潮賞ノンフィクション部門優秀賞。芥川賞候補二回。
著書に「遺る罪は在らじと」「ハムスターになった男」「『雪女』伝説」「私を支えた母の一言」「おだやかな死」「海のつぶやき」など。他に上条由紀のペンネームで少女小説多数。
発刊日
2016年9月28日
ISBN
978-4-86265-578-3
  青草の道

丸山修身

故郷北信濃への思い、青年期のほろ苦い思い出、
常に共にあった文学の魅力等を綴ったエッセイ。
団塊の世代の著者がたどってきた道は、戦後の日本人の時代史とも言え、忘れがたい懐かしさと痛みを読む者に呼びおこす。

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
丸山修身(まるやま おさみ)
1947年、長野県飯山市に生まれる。
慶応義塾大学文学部仏文科卒業。
岩波映画製作所入社、企画演出部所属。
退社後、塾教師、家庭教師をつとめる。
著書『ひとり山旅の記』岳(ヌプリ)書房。
  『どぶろく天井』(季刊文科コレクション)鳥影社。
1999年より劇団「シェイクスピア・カンパニー」で脚本の共同構想を担当。
第19回コスモス文学賞随筆部門受賞 2000年5月。
第23回コスモス文学賞短編小説部門受賞「廃村にて」2004年5月。
2009年12月より『文芸復興』同人。

発刊日
2016年4月5日
ISBN
978-4-86265-554-7
漱石『満韓ところどころ』を読む   漱石『満韓ところどころ』を読む

高畠 寛

表題作は漱石の満州旅行記への鋭い批評で、それは著者の現今の世相に対する危惧につながっている。
他に、震災で残された者の痛みを描いた「バスタブの中から」など、熟達の小説五篇。

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
高畠 寛(たかばたけ ひろし)
1937年大阪生れ。國学院大学日本文学部卒。
著書:長編『夏の名残りの薔薇』(関西書院刊)
  :評論『いま文学の森へ』(大阪文学学校・葦書房刊)
  :小説集『初期作品集』(同上) 、『蒼空との契約』(同上) 、『春嵐』(同上) 、『しなやかな闇』(同上) 、『紅い蛍』(ブイツーソリューション)、『コンドルは飛んで行く』(大阪文学学校・葦書房)『神神の黄昏』(鳥影社)
現在、大阪文学学校講師、社団法人大阪文学協会理事。
発刊日
2015年7月27日
ISBN
978-4-86265-517-2
幻の鳥   幻の鳥

佐々木国広

季刊文科コレクション
現代の私小説あるいは怪奇譚的作品、時代物の
心中物語など変化に富むが、どの作品にも著者
が魔味と称する神秘感が漂う、円熟の作品集。
〈目次 浮橋╱時鳥╱巣の陰に╱幻の鳥╱竹庵覚書╱鶏の目╱赤い月夜に╱失せ物╱夜宴╱幻想曲╱鳴動記〉

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
佐々木国広(ささき くにひろ)
1938年大阪生まれ。元毎日新聞社。元大阪芸術大学講師。滋賀県在住。
短篇小説「乳母車の記憶」で第10回「北日本文学賞」(選者=井上靖)、
「バトン ダンス」で第1回「神戸エルマール文学賞」、「赤い月夜に」で第8回「銀華文学賞」(佳作)受賞。
『文学界』に「猫の首」、『すばる』に「紫陽花」発表。同人誌「半獣神」「たまゆら」、俳誌「青嵐」創刊。
短篇小説集「朱の季節」「愚庵記」「藪の女」「シクラの蜜」「蕪村伝」「バトン ダンス」「抱卵期」ほか多数。
句集「桃源」「阿修羅」「恋螢」「玄黄」。
発刊日
2015年7月10日
ISBN
978-4-86265-512-7
赤彦とアララギ   赤彦とアララギ
─中原静子と太田喜志子をめぐって

福田 はるか

鮮やかな人間像—赤彦と女性たち
この一冊の根底にあるのは福田はるかという一人の小説家の感性であり、また人間学なのだ。それはここで取り上げられている歌はもとよりエッセイや日記、書簡等々の文学的資料一つ一つについての柔軟で深い読み方のなかに明瞭に現れている。
—勝又 浩(文藝評論家・法政大学名誉教授)「寄せ書き」より

読売新聞書評で紹介

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著者略歴
3,024円(本体2,800円)
福田 はるか(ふくだ はるか)
1941年生まれ、神奈川県在住。
昭和女子大学文学部日本文学科卒。
高木健夫氏の助手として、『新聞小説史』研究の資料収集および年表作成に従事。
同人誌「じくうち」および「三田文学」に拠り作品を発表。
著書に、『田村俊子─谷中天王寺町の日々』(図書新聞社)。 主な小説作品に「風の子守歌」(文學界転載)、「棲家」(季刊文科転載)、また評論に「小川国夫、ヨレハ記におけるメッ セージ」(三田文学)など。
発刊日
2015年6月18日
ISBN
978-4-86265-509-7
流れ島   流れ島

岩崎芳生

海から野そして山へ、流れゆくものの哀感がおりなす短編世界。濃密な文体によって読み手の内に差し込むものは、夢とも現ともつかぬ生を凝視する作者の眼差しである。そこに此岸と彼岸を往還する独自の文学的世界が立ち現れる。読者は本書を通して、3.11以降を生きる我々の立ち位置というものに、改めて気づかされるだろう。

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日本図書館協会選定図書

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
岩崎芳生(いわさき ほうせい)
1936生。
日本ペンクラブ 静岡県文学連盟所属。
同人誌「静岡作家」「隕石」「椅子」を経て、現在「燔」同人。
文芸誌「すばる」「作品」等に作品を発表。
著書に「隠国」「橋の眺め」「水舟の空」「酷月(こくづき)」「評伝 海野光弘」がある。
静岡県静岡市在住。平成九年静岡県文化奨励賞。
発刊日
2014年10月2日
ISBN
978-4-86265-470-0
視点Ⅴ 小説の再生—日本語には“主語”がなかった—   視点Ⅴ
小説の再生
—日本語には“主語”がなかった—

松本道介

啓蒙主義の本家フランスには啓蒙主義という言葉がない
日本にはもともと主語という言葉はなかった
目からウロコの文芸評論エッセイ10篇
ドイツ文学者ならではの日本文学再発見

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著者略歴
2,052円(本体1,900円)
松本道介(まつもと・みちすけ)
1935年(昭和10年)北海道生。
2歳で東京に移る。
東京、京都、岡山などで育ち、東京大学大学院修士課程修了。
熊本大学、國學院大学を経て、中央大学文学部に32年間勤務。
専攻はドイツ文学。
現在、中央大学名誉教授。
「文學界」で同人雑誌評を担当し、「季刊文科」(鳥影社)編集委員。
日本リヒャルト・シュトラウス協会運営委員なども務める。
著書
『近代自我の解体』(1995年勉誠出版)、『視点』(2000年邑書林)、『反学問のすすめ(視点Ⅱ)』(2002年邑書林)、『午睡のあとで』(2002年藤原書店)、『素朴なる疑問(視点Ⅲ)』(2006年鳥影社)、『極楽鳥の愁い(視点Ⅳ)』(鳥影社、2010年)
訳書
ハルトナック『二十世紀の名ヴァイオリニスト』(1998年復刻、白水社)、 ハリー・ケスラー『ワイマル日記』(上・下)(1993年・1994年冨山房)、ブレスナー『ドイツロマン主義とナチズム─遅れてきた国民」(1995年講談社学術文庫)
発刊日
2014年8月12日
ISBN
978-4-86265-464-9
液状化の町から   液状化の町から

名取二三江

3.11の大震災で液状化が起きた浦安。土台からもろく歪んだ被害の実態と、人間関係の液状化も同時に起きたかのような女主人公の日常を描いて秀逸な表題作、他二篇の作品集。

週刊朝日で紹介

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日本図書館協会選定図書

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
名取二三江(なとり ふみえ)
婦人誌編集者を経て小説を書きはじめる。
本書は『人形を撮る』(菁柿堂刊)に続く作品集。
発刊日
2014年6月10日
ISBN
978-4-86265-445-8
里芋の花   里芋の花

飯田 章

中年夫婦の坦々とした日常が描かれるなか、そこに忍びよる危機を暗示する、不吉の前兆と言われる里芋の花。終盤のたたみかけるような筆致が秀逸な表題作他、力作全四篇。

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
飯田 章(いいだ あきら)
1935年、東京生まれ。作家。
早稲田大学第二政治経済学部卒業。
1974年、「迪子とその夫」で第17回群像新人文学賞受賞。
1987年、「あしたの熱に身もほそり」が第97回芥川賞候補。
著書に『迪子とその夫』(草場書房)、『あしたの熱に身もほそり』(鳥影社)。
『文学2007』(日本文藝家協会編/講談社)に「浮寝」(群像)が収録される。
『美女という災難』(’08年版ベスト・エッセイ集/文藝春秋)に「托骨」(群像)が収録される。(’11年に文春文庫)。
他に「破垣」「萩の餅」「爪の色」など多数。
発刊日
2014年3月28日
ISBN
978-4-86265-448-9
神神の黄昏   神神の黄昏

高畠 寛

失踪した女友達の夫が残した「神神の黄昏」と書かれたノート。そこには「沈黙の島」硫黄島守備隊二万一千人から、米軍に救い出された生き残り一千名のうちの一人であることが綴られていた。この硫黄島の徹底した抵抗がもたらしたものは何であったか。表代作他三編を収録。

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著者略歴
1,620円(本体1,500円)
高畠 寛(たかばたけ ひろし)
1937年大阪生れ。國学院大学日本文学部卒。
著書:長編『夏の名残りの薔薇』(関西書院刊)
  :評論『いま文学の森へ』(大阪文学学校・葦書房刊)
  :小説集『初期作品集』(同上) 、『蒼空との契約』(同上) 、『春嵐』(同上) 、『しなやかな闇』(同上) 、『紅い蛍』(ブイツーソリューション)、『コンドルは飛んで行く』(大阪文学学校・葦書房)
現在、大阪文学学校講師、社団法人大阪文学協会代表理事。
発刊日
2013年12月3日
ISBN
978-4-86265-431-1
内なる中原中也   内なる中原中也

青木 健

40年の時を経ていま甦る27歳の処女評論!
天才詩人中原中也と格闘し、20代の前半を費やして書かれた青春の書!!

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    著者略歴
    2,052円(本体1,900円)
    青木 健(あおき けん)
    1944年京城(現=ソウル)生まれ。名古屋大学法学部卒。
    1984年「星からの風」で新潮新人賞。
    主著に 『中原中也―盲目の秋』『中原中也―永訣の秋』『幕末漂流』(以上河出書房新社)、『中原中也再見』(角川学芸ブックス)、『星からの風』(鳥影社)、編著に『年表作家読本 中原中也』『田村隆一エッセンス』(以上河出書房新社)などがある。
    発刊日
    2013年11月22日
    ISBN
    978-4-86265-432-8
    森厳   森厳

    河津武俊

    山上の辺陬に突然大惨事をひきおこした殺人事件。
    その裁判記録を中心に事件解明を追う物語は、「あと数時間でお別れします」という死刑直前の男からの手紙ではじまる。……事実の訴える迫力という点では第一の力作。〈文芸評論家・大河内昭爾〉

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    著者略歴
    1,296円(本体1,200円)
    河津武俊(かわづ たけとし)
    昭和14年(1939)福岡市生まれ。
    現在大分県日田市で内科医院に勤務中。
    主な著作
    『秋澄──漂白と憂愁の詩人・岡田徳次郎の世界』(講談社 1988)
    『山里』(みずき書房 1988)
    『肥後細川藩幕末秘聞』(講談社 1996)
    『富貴寺悲愁』(弦書房 2003)
    『新・山中トンネル水路』(西日本新聞印刷 2005)
    『秋の川』(石風社 2006)
    『耳納連山』(鳥影社 2010)
    発刊日
    2013年10月7日
    ISBN
    978-4-86265-424-3
    雨のオクターブ・サンデー   雨のオクターブ・サンデー

    難波田節子

    一人の人間として作者はやはり、何処かでこの世この生、全ての人間たちと和解したいのだ。そこが、言うならば、この作者の本質的に優しいところ良いところ、そして誰もが安心して読めるところに違いないのである。(文芸評論家 勝又浩)

    週刊読書人書評で紹介

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    著者略歴
    1,944円(本体1,800円)
    難波田節子(なんばだ せつこ)
    著書紹介
    『三つの小さな足跡』主婦の友出版サービスセンター
    『紅雀』『こおろぎ』『再会』木精書房
    『歪んだ絆』ライブ出版
    『太陽の眠る刻』おうふう
    『晩秋の客』鳥影社
    『アラビアの白い薔薇─小説シェバの女王─』鳥影社
    発刊日
    2012年12月21日
    ISBN
    978-4-86265-387-1
    野犬飼育法   野犬飼育法
    ─彼またはKの場合─

    小島正樹

    第七回小島信夫文学賞受賞作
    196X年、高度経済成長の登り坂を馳け上っていた日本の地方都市を舞台に、野犬の脅威から職場を逃れた男と、野犬の飼育に成功して職場に残留した分身Kとの奇妙な共生と死闘……。
    構想40年、1960年代以後経済大国への道をひた走り、いまや凋落してしまった2012年の日本へ贈る現代の寓話!

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    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    小島正樹(こじま まさき)
    1941年、岐阜県各務原市生まれ。
    岐阜県立加納高等学校卒業。
    1963〜69年、文芸同人誌「未来」に中心的存在として加わる。
    2012年、「野犬飼育法─彼またはKの場合─」で第7回小島信夫文学賞受賞。
    現在、各務原市文化財審議会委員。ホームギャラリー「風花庵」庵主。
    発刊日
    2012年12月7日
    ISBN
    978-4-86265-384-0
    どぶろく天井   どぶろく天井

    丸山修身

    主人公が囁きながらどぶろくを造るのは、それが密造だからではない。酒は生きている。だから、語りかけるように丹精する。作者も同じ愛情を作品に注いでいる。だからここには本当に生きた人間たちがいる。(文芸評論家・伊藤氏貴)

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    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    丸山修身(まるやま おさみ)
    1947年、長野県飯山市に生まれる。
    慶応義塾大学文学部仏文科卒業。
    岩波映画製作所入社、企画演出部所属。
    退社後、塾教師、家庭教師をつとめる。
    著書『ひとり山旅の記』岳(ヌプリ)書房。
    1999年より劇団「シェイクスピア・カンパニー」で脚本の共同構想を担当。
    第19回コスモス文学賞随筆部門受賞 2000年5月。
    第23回コスモス文学賞短編小説部門受賞「廃村にて」2004年5月。
    2009年12月より『文芸復興』同人。
    発刊日
    2012年8月22日
    ISBN
    978-4-86265-368-0
    白い海へ   白い海へ

    佐伯 晋

    「白い海へ」は、主人公が20年前に制作したTVドキュメンタリー「消えゆく海女の集落」にまつわる余話とその後日譚として構想されている。取材経過のエピソードも面白いが、そのとき中心となった海女のその後の生涯も、もう一つの物語として感動的である。(文芸評論家・勝又 浩)

    中日新聞書評で紹介

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    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    佐伯 晋(さえき しん)
    昭和27年(1952)三重県松阪市生まれ。
    三重大学医学部卒、外科医。
    大阪文学学校在籍、「あるかいど」同人。
    発刊日
    2012年7月10日
    ISBN
    978-4-86265-357-4
    あしたの熱に身もほそり   あしたの熱に身もほそり

    飯田 章

    飯田章の「あしたの熱に身もほそり」(群像)は、作者らしい主人公が、母(義母)が舌ガンで死んでいくところを、ゆっくりと記述したものだ。その記述は如実に即物的で、われわれをゾッとさせる。(秋山駿《毎日新聞「文芸時評」》より)

    日本図書館協会選定図書

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    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    飯田 章(いいだ あきら)
    1935年、東京生まれ。作家。
    早稲田大学第二政治経済学部卒業。
    1974年、「迪子とその夫」で第17回群像新人文学賞受賞。
    1987年、「あしたの熱に身もほそり」が第97回芥川賞候補。
    著書に『迪子とその夫』(草場書房)。
    発刊日
    2012年1月19日
    ISBN
    978-4-86265-340-6
    もやい舟   もやい舟

    片山郷子

    ここには眼の自由を奪われてから後の苦悩と生きることへの模索、再確認、新しい生からの発見と納得──要するにもう一つの生の姿がさまざまな角度から描かれている。
    〈文芸評論家〉勝又 浩

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    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    片山郷子(かたやま きょうこ)
    本名 片山恭子
    1937年 東京都新宿区生まれ
    60代半ば 緑内障 網膜色素変性症
    著書:詩集『妥協の産物』 小説『愛執』第二作品集『ガーデナーの家族』
    第三作品集『水面の底』
    エッセイ集『流れる日々の中のわたし』
    友人とふたりで同人誌「霧」1から6号を発行
    発刊日
    2011年4月1日
    ISBN
    978-4-86265-290-4
       
       
    ぱちもん   ぱちもん

    多門 昭

    「ぱちもん」とは関西で「まがい物」という意味を持つ言葉。この表題作をはじめ、人生の断面を鋭くも深い愛をもって切り取った、シニシズムとペーソスあふれる短編集。

    日本図書館協会選定図書

    価格
    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    多門 昭(たもん あきら)
    本名、横山義昭。
    1951年、青森県生まれ。弘前高校・明治大学英米文学科卒。
    コピーライターとして広告代理店、制作会社勤務後、フリーランス。
    「文芸復興」同人。
    発刊日
    2011年1月27日
    ISBN
    978-4-86265-280-5
    史記がたり   史記がたり

    吉保知佐

    司馬遷『史記』の春秋期・戦国期から題材をとり、著者が縦横に想像力を発揮した画期的歴史小説。悪名高き傾国の美女や主殺しの顛末など権力をめぐるエピソードが、時代をこえた人間臭いリアリティーをもって活き活きと描かれる。

    日本図書館協会選定図書

    価格
    著者略歴
    1,944円(本体1,800円)
    吉保知佐(よしやす ちさ)
    1974年 以降文学同人誌『AMAZON』同人
    1981年 「待つ父」で第十回ブルーメル賞受賞
    1991年 文学同人誌『翼』を創立 以後後見人
    1992年 「春秋花祀り」が小谷剛文学賞候補
    1997年 「待つ父」AMAZON選集に入る
    2010年 『文學界』掲載の二作品を収録した短篇小説集『小厘』を上梓
    発刊日
    2011年1月17日
    ISBN
    978-4-86265-279-9
       
       
    風景   風景

    山口 馨

    それぞれに人は、森の奧に水を湛えた沼をひとつ、抱えている。

    表題にふさわしく登場人物を風景の中に置くしつらえにわざとらしさがないのがいい。
    (松本道介)

    価格
    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    山口 馨(やまぐち かおる)
    1942年生れ
    文芸同人誌「渤海」にて小説執筆
    「とやま文芸」ほか地方誌紙にて小説、エッセイ、コラム発表
    作品集に『山口馨 01-03』『山口馨 04-08』
    富山市在住
    発刊日
    2010年10月18日
    ISBN
    978-4-86265-261-4
       
    シコクイワナ   シコクイワナ

    青木哲夫

    青木哲夫の祖父と孫少年の話のシリーズをいつも楽しみに読んできたが、今度、その中の一編が構想を改めて長編小説になった。山深い四国の自然と伝説を踏まえて神秘的な世界を明朗に語っているが、これによって従来の児童文学的な世界が一つの現代小説に生まれ変わった。殺伐とした事件ばかり起こる今の時代に是非送り届けたい一冊である。(文芸評論家・勝又 浩)

    価格
    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    青木哲夫(あおきてつお)
    本名青木哲雄。
    1947年高知市生まれ。1951年松山市へ。
    第35回文學界新人賞佳作入選。
    1994年より2009年まで妻と二人で同人誌「アンプレヤブル宣言」を発行。
    発刊日
    2010年10月5日
    ISBN
    978-4-86265-258-4
    耳納連山   耳納連山

    河津武俊

    福岡県南部に位置する耳納連山と、釈迦の涅槃像にも似たその山容に魅せられた人々。自然と人間の魂の交歓を、深い共感をもって描く。(大河内昭爾)

    価格
    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    河津武俊(かわづ・たけとし)
    昭和14年(1939)福岡市生まれ。
    現在大分県日田市で内科医院を開業。
    主な著書
    『愁澄──漂泊と憂愁の詩人・岡田徳次郎の世界』(講談社、1988)
    『山里』(みずき書房、1988)
    『肥後細川藩幕末秘聞』(講談社、1996)
    『山中トンネル水路──日田電力所物語』(日田文学社、2001)
    『富貴寺悲愁』(弦書房、2003)
    発刊日
    2010年9月24日
    ISBN
    978-4-86265-255-3
       
       
       
    抱卵期   抱卵期

    佐々木国広

    神話的エネルギーに導かれ、家を捨てた中年男が再生への旅路をたどる表題作をはじめ、凝縮された生の一瞬をとらえて多彩な世界を構築する、短篇ならではの魅力に溢れた作品集。

    価格
    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    佐々木国広(ささき くにひろ)
    1938年大阪生まれ。元毎日新聞社。元大阪芸術大学講師。
    短篇小説「乳母車の記憶」で第10回「北日本文学賞」受賞(選者=井上靖)。
    「バトンダンス」で第1回「神戸エルマール文学賞」受賞。
    『文学界』に「猫の首」、『すばる』に「紫陽花」発表。
    同人誌「半獣神」「たまゆら」、俳誌「青嵐」創刊。
    短篇小説集「朱の季節」「愚庵記」「藪の女」「シクラの蜜」「バトン ダンス」ほか多数。
    句集「桃源」「阿修羅」「恋螢」
    滋賀県東近江市在住
    発刊日
    2010年7月16日
    ISBN
    978-4-86265-247-8
       
       
       
    星からの風   星からの風

    青木 健

    25年の時を経て、いま甦る
    新潮新人賞受賞作「星からの風」
    17歳で奇妙な自死を遂げた友人、24歳で無名のまま夭折した女流画家。二人の死者が放つ一瞬の生の輝き!

    価格
    著者略歴
    1,944円(本体1,800円)
    青木 健(あおき けん)
    1944年京城(現=ソウル)生まれ。名古屋大学法学部卒。
    1984年「星からの風」で新潮新人賞。
    主著に 『中原中也―盲目の秋』『中原中也―永訣の秋』『幕末漂流』(以上河出書房新社)『剥製の詩学―冨永太郎再見(小沢書店) 『頑是ない歌―内なる中原中也』(福武書店)『中原中也再見』(角川学芸選書)
    詩集『振動尺』(書肆山田)『朝の波』(鳥影社)、編著に『年表作家読本 中原中也』『田村隆一エッセンス』(以上河出書房新社)などがある。
    発刊日
    2010年6月8日
    ISBN
    978-4-86265-238-6
       
       
    そそぎてやまん   そそぎてやまん

    青木倫子

    表題作の余裕と暖かみのある文章もよいが、「夢童子」の鋭く緊張感に満ちた文章もよい。しかしもっと好いのは三作に通底した、人間を見るときの作者の目の深さなのだと理解できたように思う。〈文芸評論家〉勝又 浩

    価格
    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    青木 倫子(あおき みちこ)
    1942年 愛媛県生まれ
    1994年より2009年まで夫と二人で同人誌「アンプレヤブル宣言」を発行
    発刊日
    2010年4月28日
    ISBN
    978-4-86265-237-9
    視点Ⅳ極楽鳥の愁い   視点Ⅳ
    極楽鳥の愁い
    ─“ない”の発見─

    松本道介

    “生きとし生けるものは人間のために造られているのでは─ない─”
    欧米の文明は行きづまっている
    ユニークな文芸評論エッセイ13篇
    西洋には“無”が存在しない

    価格
    著者略歴
    2,052円(本体1,900円)
    松本道介(まつもと・みちすけ)
    1935年北海道生まれ。2歳で東京に移る。東京、京都、岡山などで育ち、東京大学大学院修士課程修了。熊本大学、國學院大学を経て中央大学に32年勤務。中央大学名誉教授。専攻はドイツ文学。著書に「近代自我の解体」(勉誠出版、1995年)、「視点」(邑書林、2000年)、「反学問のすすめ 視点Ⅱ」(邑書林、2002年)、「午睡のあとで」(藤原書店、2002年)、「素朴なる疑問 視点Ⅲ」(鳥影社、2006年)訳書にH・プレスナー「ドイツロマン主義とナチズム」(講談社、1995年)、H・ケスラー「ワイマル日記」(上・下、冨山房、1993・1994年)、J・ハルトナック「二十世紀の名ヴァイオリニスト」(白水社、復刻1998年)などがある。
    発刊日
    2010年3月15日
    ISBN
    978-4-86265-218-8
       
       
       
    風雅の帝 光厳   風雅の帝 光厳

    松本 徹

    後醍醐天皇と対峙、尊氏に裏切られ、歴史から抹消された光厳。激動の時代に怯むことなく、帝の道を歩み、優れた歌人として「風雅集」を編む。ゆかりの地を訪ね、生涯を甦らせる。

    価格
    著者略歴
    2,052円(本体1,900円)
    松本 徹(まつもと とほる)
    作家・評論家。
    昭和8年北海道生
    三島由紀夫文学館館長。
    著書『三島由紀夫の最期』『三島由紀夫エロスの劇』『師直の恋』『小栗往還機』など。
    発刊日
    2010年2月8日
    ISBN
    978-4-86265-227-0
    うさぎ   うさぎ

    井藤 藍

    井藤藍さんの小説に初めて出会ったのは「蟹の眼」である。印象の深い小説だった。文学というのはいいものだなあ、と素朴に思った。(松本道介)

    価格
    著者略歴
    1,512円(本体1,400円)
    井藤 藍(いとう あい)
    1939年生まれ
    関西学院大学卒業
    同人誌「法螺」に所属
    大阪府交野市在住
    発刊日
    2010年1月18日
    ISBN
    978-4-86265-223-2
    邂逅   邂逅

    水島 涼

    『邂逅』に明瞭に表れているように、作者は必ずしも原爆の不条理自体を訴えようとはしていない。ただ、それを運命としてしまった人間を、その覚悟を静かに浮かび上がらせてゆくこと、それが、いわば水島涼という作者の小説作法だと言ってよいであろう。(勝又 浩)

    価格
    著者略歴
    2,052円(本体1,900円)
    水島 涼(みずしま りょう)
    1936年 長崎市生まれ
    長崎県立長崎東高等学校卒業
    1971年~2005年 短歌会「山谷」に所属
    1989年~2006年 同人誌「まくた」に所属
    発刊日
    2009年11月28日
    ISBN
    978-4-86265-210-2
    ひたすらに淫しひたむきに書く   ひたすらに淫し ひたむきに書く
    小説 川上宗薫

    間宮 武

    稀代のポルノ作家川上宗薫の意外な素顔を知る。当時のジャーナリズム・文壇事情など、興味がつきない。(大河内昭爾)

    価格
    著者略歴
    1,620円(本体1,500円)
    間宮 武(まみや たけし)
    大正15年3月東京生まれ。
    昭和22年國學院大学専門部卒。同年7月朝日生命保険相互会社入社、定年まで勤務。
    その間、眞崎浩の筆名で『三田文学』『日通文学』等に小説を書く。「暗い地図」が芥川賞候補、「追われるもの」が福島県文学賞受賞、「夏の死」が群像新人賞候補となる。 
    いくつかの同人雑誌を経て、現在『文学街』会員。
    著書に『暗い地図』『六頭目の馬 間宮茂輔の生涯』(武蔵野書房)がある。
    発刊日
    2009年11月28日
    ISBN
    978-4-86265-214-0
     
    生死と無明   生死と無明

    清水昭三

    「人を殺してなぜ悪いのですか」
    女子高生の発言に波紋が広がった。特攻の生き残りである主人公とその友人の老僧は、渦中の母娘との交流を深めるのだが……。

    価格
    著者略歴
    1,728円(本体1,600円)
    清水昭三(しみず しょうぞう)
    1930年、山梨県生まれ。
    著書『芥川龍之介の夢』(原書房)
    『戦争始まり候とき』(彩流社)
    『シベリア・グルジア抑留記考』(彩流社)
    他多数
    発刊日
    2009年9月18日
    ISBN
    978-4-86265-204-1
       
    国境   国境

    朝比奈 敦

    “今の日本”ほどイメージのないものはなく、まさに書きようがないのだが、朝比奈敦の「国境」だけはその書きようのない“今の日本”を見事に描き出していると思った。
    <松本道介>

    価格
    著者略歴
    1,800円(本体1,800円)
    朝比奈 敦(あさひな あつし)
    本名 矢野栄一郎
    1946年 下関市生まれ。
    1970年 早稲田大学法学部卒。
    1993年 山口県芸術文化振興奨励賞受賞
    2001年 第9回神戸ナビール文学賞受賞
    2007年 「国境」が同年文學界下半期同人雑誌優秀作
    2005年より大阪文学学校講師
    同人誌「風響樹」「飃」「VIKING」同人
    著書『ニッコウキスゲ』『玉川上水路』(皆美社)、『デラシネの夢』(葦書房)、『天目山』(梓書院)、『方先生』(編集工房ノア)
    発刊日
    2009年6月19日
    ISBN
    978-4-86265-191-4
       
       
       
       
    アラビアの白い薔薇   アラビアの白い薔薇
    ─小説シェバの女王─

    難波田節子

    三千年という時空をこえて、アラビアの「白い薔薇」は、作家のシェバの女王を主人公にして小説を書きたいという情熱の大輪の花をここに咲かせた。(富岡幸一郎)

    日本図書館協会選定図書

    価格
    著者略歴
    1,944円(本体1,800円)
    難波田節子
    日本文芸家協会会員
    著書『太陽の眠る刻』『晩秋の客』
    発刊日
    2008年2月28日
    ISBN
    978-4862651129
    海のつぶやき   海のつぶやき

    高橋光子

    「遺る罪は存らじと」などが有力な芥川賞候補にもあげられ、その堅実な筆力には定評がある。(大河内昭爾)

    価格
    著者略歴
    1,944円(本体1,800円)
    高橋光子
    愛媛県に生まれる。県立川之江高等女学校卒。
    「蝶の季節」で文学界新人賞、「高畠華宵とその兄」で潮賞ノンフィクション部門優秀賞。
    芥川賞候補二回。著書に『残る罪は在らじと』ほか。他に上条由紀のペンネームで少女小説多数。
    日本文芸家協会会員
    発刊日
    2008年2月25日
    ISBN
    978-4862651167
       
    猫と砒素ミルク  

    猫と砒素ミルク

    久保田匡子

    「猫と砒素ミルク」の達者さに年季が入っている。三匹の内猫と一匹の外猫の描写もさることながら、生まれたばかりの赤ちゃんへの思い入れに生彩がある。(大河内昭爾)

    価格
    著者略歴
    1,944円(本体1,800円)
    久保田匡子
    1928年大阪生まれ。大阪府女子専門学校(現大阪府立大学)卒。
    「暗い稜線」で第六回太宰治賞候補。「痕跡」で第五回神戸女流文学賞。
    「裏の海」で第三回大阪女性文芸賞。
    著書に『黒い瞳の』『白い小舟』他。
    発刊日
    2008年1月15日
    ISBN
    978-4862651099
    朝の波 朝の波

    青木健

    一つの短編を、かりに三角形になぞらえると、その底辺があり、頂点があるということになる。青木健の「水声」(海燕)は、その頂点を鮮やかに描き出した。(秋山駿)

    価格
    著者略歴
    1,944円(本体1,800円)
    青木健(あおきけん)
    1944年京城生まれ。名古屋大学法学部卒。
    1984年「星からの風」で新潮新人賞。
    主著に
    『中原中也―盲目の秋』『中原中也―永訣の秋』
    『幕末漂流』(以上河出書房新社)『剥製の詩学―冨永太郎再見(小沢書店)
    『頑是ない歌―内なる中原中也』(福武書店)他。
    発刊日
    2007年10月25日
    ISBN
    978-4862650962
     
    晩秋の客 晩秋の客

    難波田節子

    難波田小説の世界は、成熟安定した主婦の眼と、一方に果敢な社会的関心と、この一見同居しにくくも思われる二つの要素がみごとに融け合っている。勝又 浩(文芸評論家)

    日本図書館協会選定図書

    価格
    著者略歴
    1,944円(本体1,800円)
    難波田節子
    日本文芸家協会会員
    著書『太陽の眠る刻』他
    発刊日
    2006年11月20日
    ISBN
    978-4862650405
    ロマネスクの透明度   ロマネスクの透明度
    近・現代作家論集

    高橋英夫

    その作家ならではの独自性を直観し、ロジックとレトリックのあやによって語りつづける作家論批評の精髄。

    毎日新聞、東京新聞、図書新聞他書評で紹介

    価格
    著者略歴
    2,052円(本体1,900円)
    高橋英夫
    1930年東京生れ。東京大学文学部独文科卒。文芸評論家。
    主な著書
    『批評の精神』、『偉大なる暗闇』(講談社文芸文庫)
    『ブルーノ・タウト』(ちくま学芸文庫)『西行』(岩波新書) 他。
    発刊日
    2006年5月11日
    ISBN
    978-4886299840
    追悼 丹羽文雄   追悼 丹羽文雄

    大河内昭爾

    価格
    著者略歴
    1,512円(本体1,400円)
    大河内昭爾(おおこうち・しょうじ)
    1928年鹿児島生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
    武蔵野大学名誉教授。1988─1996年武蔵野女子大学学長。
    文芸評論家。季刊文科編集委員。日本文芸家協会理事。
    著書に『現代の抒情』(早大出版部)『本の旅』(紀伊國屋書店)
    『粗食派の饗宴』(小学館文庫)
    発刊日
    2006年4月25日
    ISBN
    978-4886299871
       
    素朴なる疑問   視点Ⅲ
    素朴なる疑問
    ─私の脱哲学・脱西洋─

    松本道介

    村上春樹から三浦雅士まで
    ドイツ文学者が素朴に問い痛快に斬る胸のすくような文芸エッセイ11篇

    価格
    著者略歴
    2,052円(本体1,900円)
    松本道介
    1935年北海道生まれ。
    東京大学大学院修士課程修了。
    中央大学名誉教授。
    主な著書に
    『近代自我の解体』(勉誠出版)『午睡の後で』(藤原書店)他。
    訳書にH・プレスナー『ドイツロマン主義とナチズム』(講談社)
    H・ケスラー『ワイマル日記上・下』(冨山房)他。
    発刊日
    2006年3月20日
    ISBN
    978-4886299727
       
       
    作家たちの往還   作家たちの往還

    勝又浩

    19人の作家たちの、世界と人間への納得のかたち。彼らは自分たちの生をどう理解し納得しているのか。

    日本図書館協会選定図書

    価格
    著者略歴
    2,700円(本体2,500円)
    勝又 浩(かつまた ひろし)
    1938年神奈川県生まれ。法政大学文学部卒。
    文芸評論家。法政大学教授。
    著書に
    『我を求めて』(講談社)、『求道と風狂』(構想社)
    『引用する精神』、『中島敦の遍歴』(筑摩書房)などがある。
    発刊日
    2005年9月15日
    ISBN
    978-4886299321
       
    樋口一葉日記の世界   樋口一葉日記の世界

    白崎昭一郎

    名作「にごりえ」「たけくらべ」に勝とも劣らない文学作品と、著者の評価する一葉日記の魅力を情感豊かに展開する。

    価格
    著者略歴
    2,160円(本体2,000円)
    白崎昭一郎(しらさき しょういちろう)
    1927年、東京生れ。京大医学部卒。福井県武生保健所長、福井保健所長、福井工業大学教授を歴任。
    現在、福井県医師会広報委員長。
    著書に、『埋もれた王国』(角川ノンフィクション賞最終候補)(大和書房)『東アジアの中の邪馬台国』(芙蓉書房)『橋本左内』(毎日新聞社)『広開土王碑文の研究』『山川登美子と明治歌壇』『森鴎外─もう一つの実像』(以上吉川弘文館)『正伝松平春嶽』(東京新聞出版局)など。
    発刊日
    2005年7月23日
    ISBN
    978-4886299161
       
       
    病雀夢幻   病雀夢幻

    野坂喜美

    老人性痴呆症になった病妻との日常。老いの現実を正面からとらえる「病雀夢幻」他4篇所収

    価格
    著者略歴
    2,160円(本体2,000円)
    野坂喜美(のざか きよし)
    著書『はんざけの棲むムラ』(1995年 米子今井書店)
      『ホタル』(1997年 米子今井書店)
    発刊日
    2005年1月27日
    ISBN
    978-4886298744
    批評の透き間   批評の透き間

    秋山駿

    手で感じ、足で感じ、鼻で感じ、耳で感じ、
    ………………こころの五感から発して書く
    日経、朝日、東京新聞
    季刊文科発表の最新エッセイ

    価格
    著者略歴
    2,160円(本体2,000円)
    秋山駿
    文芸評論家。1930年東京生まれ。
    早稲田大学文学部仏文科卒。
    評論『小林秀雄」で第三回群像新人文学賞受賞。
    『人生の検証』で第一回伊藤整文学賞受賞。
    『信長』で毎日出版文化賞、野間文芸賞を受賞。
    芸術院会員。
    『歩行と貝殻』『魂と意匠』『知られざる炎』など著書多数。
    発刊日
    2005年1月27日
    ISBN
    978-4886298867
       
       
    絵そらごと   繪そらごと

    相見とし子

    言わでもがなのことをことごとしく秘めてみせるのは、もうここへ来てできません。

    価格
    著者略歴
    2,160円(本体2,000円)
    相見とし子
    『相見とし子作品集』1995年 宝塚出版刊
    『京都盆地』1999年 宝塚出版刊
    発刊日
    2004年9月17日
    ISBN
    978-4886298577
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