価格
1650円(税込)
ページ数
132ページ
発行日
2022年7月27日
ISBN
978-4-86265-970-5
つれづれ日記 —五輪の巻—
長尾重武
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冬満月 池水火風を 突き抜けて
ここに「空」を加えて五輪の巻とする。
長らく美大の教授を務めた著者が、句会「こだま」に属した五年間、二〇〇九~一四年を当時の俳句とともに振り返り、自然の驚異と美しさや学生達との温かい交流等をつづる。
目次
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はじめに
地の巻─武蔵野から八郷へ
水の巻─大震災の衝撃
火の巻─心臓が悲鳴を上げて
風の巻─予後、そして希望
空の巻─生きとし生けるもの
「こだま」句会
おわりに
著者略歴
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長尾重武(ながお しげたけ)
1967年3月 東京大学工学部建築学科卒業。
1972年3月 東京大学工学部大学院博士課程満期退学。
1989年4月 武蔵野美術大学教授。
1999年4月〜2007年3月 武蔵野美術大学学長、同短期大学学長・理事・評議員。
2015年3月 武蔵野美術大学教授退任、名誉教授。
近著に
『ピラネージ牢獄論 描かれた幻想の迷宮』中央公論美術出版(2015.8)
『小さな家の思想 方丈記を建築で読み解く』文春新書(2022.6)
など。著書多数。