価格
1650円(税込)
ページ数
170ページ
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発売日
2021年2月16日
ISBN
978-4-86265-865-4
ヨーロッパ 歴史の跡を訪ねて
平塚宰史
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ヨーロッパの都市には少し大袈裟にいえば人類が到達した精神が街全体に染み渡っている感がある。本書は数十年にわたって繰り返しヨーロッパ各地を訪ねた著者が、その歴史と地理を紹介するもの。美しい写真と馴染みのない地域のレポートも秀逸である。
〈観光ガイドとしても優れた一冊〉
目次
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まえがき
コラムとして(都市へのアクセス)
第一章 古代から中世へ
ローマの伝統をしのぶ
キリスト教の公認から発展へ
第二章 中世
ゲルマン人大移動とフランク王国
海賊侵入とイングランドの始まり
ローマ教会の権威
十字軍運動
商業と都市の発展
教皇権の衰退
モンゴル人の侵入
英仏百年戦争
イベリア半島の国土回復運動
分裂状態のドイツとその東方植民
第三章 中世から近代へ
地理上の発見
ルネサンスと科学技術の革新
宗教改革(ルターとカルヴァン)
第四章 近代
イギリス国教会の成立と絶対王政の始まり
スペイン全盛期とオランダ独立
イギリス革命とフランス絶対王政
ドイツ三十年戦争
オーストリアとプロイセン
フランス革命
ナポレオンの時代
ウィーン体制
七月革命・二月革命とその影響
イタリア・ドイツの統一
第五章 現代
第一次世界大戦
大戦間の時代
第二次世界大戦
冷戦とヨーロッパの統合
コラムとして(都市へのアクセス)2
雑感 黒土の穀倉地、歴史は酷そう( 二〇一〇年八月)
雑感 トルコと歩むヨーロッパ( 二〇一二年八月)
雑感 民族問題の狭間にて( 二〇一二年八月)
雑感 ケルトの心もいじけると( 二〇一三年八月)
あとがき
著者略歴
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平塚 宰史(ひらつか ただし)
1955年埼玉県浦和市(現・さいたま市)生れ。
埼玉の県立高校にて社会科教諭を務める。世界史の授業を主に担当する。勤務の傍ら30年以上にわたりヨーロッパの各地を訪問し、中世時と変わらぬ旧市街のたたずまいに刺激を受ける。とりわけ美しい景観や歴史の舞台となった古城
や教会、戦場跡などの他、市街の記念碑や銅像を生徒に紹介しながら、世界史や地理、現代社会などへの関心を高めさせようと工夫する。