文藝・学術出版鳥影社

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書籍詳細
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乾いた樹の言の葉
定価
本体2300円+税
ISBN
978-4-8862-9146-2
乾いた樹の言の葉
『シュレーバー回想録』の言語態
臼井 隆一郎 著

叢書フォーゲル5
分裂病患者の手記を丹念に読み込んで、その背景と思想的意味を展開する。

本書の内容
第一章 拘束されたヒト
第二章 前庭の決着
弟三章 受苦の言語態
第四章 二つに分ける人
第五章 乾いた樹

<著者紹介>
臼井隆一郎(うすい・りゅういちろう)
1946年2月静岡県生まれ。
1972年東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了、専攻ドイツ文学。新潟大学教養部を経て、現在東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学教授。専門は言語記号分析、象徴・神話論、言語態分析。
著書─『コーヒーが廻り世界史が廻る』『パンとワインが巡り神話が巡る』(共に中公新書)。その他に主として反ファシズムと母権制神話に関する論文。

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